風義ブログBLOG

カテゴリー:風義について

2012.02.05
風義について

お誘い。

陶芸家一重さんに誘われ”新鶴吹上台の家”
http://www.aizu-yamayoshi.com/works/16/index.html
のご主人と共に食事会に参加してきました。
資格勉強に狂乱していたあの頃には想像ができないひととき。

衣・食・住。 生きる者の欲求ですよ。

2012.02.03
風義について

福は内。

「鬼は外、福は内。」

どんな鬼が来るのでしょう、今年は・・・。

2012.02.02
風義について

こちらも寒干し。

毎年恒例の木材の寒干し。

寒干しだいこんに凍みもち凍み豆腐、そして鮭の寒干し。
スルメのようにさいて食するも良し、焼いて食するも良しと・・・
段々と本題からズレてきたのでこの辺りで本題に。
山義の乾燥木材は主に天然乾燥ですが、近年の乾燥木材は木材乾燥機によって
生み出されています。機械による乾燥技術はかなり向上し含水率
(木材に含まれる水分の割合)も巧みに調整ができるようになりました。
大量の住宅生産を行う大手住宅メーカーさんなどの木材は
数日で何百何千本の木材が必要でそのような設備が必要です。
含水率が均一な木材はプレカットマシーンと呼ばれる半自動木材加工機により
加工され建築現場にて上棟式を迎えます。
早くて、安くて、上手い!!こんな感じ。
山義ではプレカットマシーンによる木材加工ではなく職人の手作業で行なっています。
早くて安くて上手いのであればそちらを採用するのが現代の術かもしれませんよ。
しかし、職人による手作業の理由は・・・。

”創る”に何かありそうですね!!

2012.02.01
風義について

温水床暖房。

山義ギャラリーの床は土間コンクリート仕上げ。
ご存知の方も多いかと思います。
設計当初、ギャラリー1Fでは盆栽教室や陶芸教室などワークショップをラフにを行えるように
とコンンクリートを仕上げ材に採用いたしました。お掃除やお手入れなど簡単でとても機能的。
しかし、冬季間であるこの時期コンンクリートの性質上寒いのではないかとのご意見も多いの
も事実でございます。このコンクリート床には温水が通る菅をサンドイッチ。
ご体感いただいた方々はご納得のいわゆる温水式床暖房ですね。
ギャラリーの場合、灯油を燃焼させてその熱エネルギーを温水に蓄えておりますが、
熱エネルギーは電気でも太陽熱でも地中熱でも薪ストーブでも生み出す事が出来ます。

熱エネルギーを”何に”蓄えるのがベストなのか。
この検討が室内の温熱環境を設計する上で大切なことの一つだと実感しています。

2012.01.30
風義について

寒干し。

素晴らしい景色。

先日のお礼にお邪魔に参りました磐梯町の家。


この雰囲気は、癖になりそうです。

2012.01.18
風義について

Craftsmanship。


「出来上がったので見ていただけますか。」
塩川方面に車で20分、砂防ダムを通過したその先に彼の仕事場があります。


昨年末、洗面器を依頼しておりましてた。
山義のギャラリーや見学会にお越し頂いた方々にはもうご承知の白磁器。
作品との出会いは3年前、器(作家物)を愛する新鶴吹上台の家のご家族からご紹介。
http://www.aizu-yamayoshi.com/works/16/index.html
彼はこう言いました。「用の美」、それは使いやすく美しいもの。



鋭さ、おもしろさ、そして優雅さ。
マネージメントからプロデュースまで一人でこなす彼には脱帽です。

この状態から乾燥させるようです。

2012.01.09
風義について

さあ、はじめましょう。

材木町の家のご主人から頂戴しました清酒、その名は”開運”。

例年であればこの時期は今年の抱負、希望や野望など考える時期でございますが、
昨年の疲労感などございましてボーッとしておりました。
その姿を見透かされたと思うほどの銘柄。
「やられた…。」まさかと感じるそんな瞬間、
住まい手代表して彼は山義にそれを託したのです。 
家族の環境をガラッと様変わりさせる威力ある住まいづくり。
いつまでもマッタリとはしていられませんね。

2011.12.28
風義について

静けさにまさる強さ。

ただひたすらに、手を動かし
明朝の静かな卓上に向かい続けた日々。
たとえ私が間違っていても、静かに寄り添って。
その強さにまさるものはなく、想い途切れることなく過ごせた3年間。

君のおかげで、男(一級建築士)になることができました。

2011.12.09
風義について

磐梯町の家。

山小屋に、新しい朝が来ます。
 高原の風景になじむ総板張りの家は山小屋のたたずまい。厳しい冬を乗り越える木肌のぬくもりと団らんの光に満ちた家は、自然と共に生きることの喜びと苦労を分かち合えるご家族のお住まいです。
 朝もやの中、はだしの少女が木の家の扉を大きく開けて駆け出してくる、そんな風景を思い描いてしまう、凛と空気の澄んだ高原の丘稜地帯。
 Yさんご夫婦と遊び盛りのお子様2人の1軒家は、すぐ真後ろに秀麗な磐梯山を、文字通り仰いで見るような山裾にあります。標高の高い山麓の厳しい寒さを考えて総板張りにした外壁は風景の中に溶け込んで、温かそうな木肌のぬくもりはほっと安心できる眺め。やがて銀ねず色に朽ちていく時間を楽しみにしています、と奥様は目を細めます。
 
ワンフロアの1階は、キッチンもアイランドのシンクでオープンに、2階はプライベートと分割。小屋裏の窓からは星が眺められる「アルプスの少女ハイジ」のような暮らしです。「部屋の目的を限定したくないんです」とご主人。お子様が小さいうちは、まるでノマド(遊牧民)のように家の中を転々としながら、眠るのは楽しい思い出になるでしょう。作り付けの家具は少なめに、あとから自身でも手を加えられるよう内壁も無垢材のみ。120年を超える地元会津の材をふんだんに使う壁は、美しい木目とともに造作の細やかさが自慢です。
 同じようにこの地で、四季の移りを楽しむご近所さんも立ち寄りやすいように設えたデッキは、玄関先よりは親密に、それでいて気軽に立ち寄れる場に。磐梯山をおさめた北の大きな窓からはオオヤマザクラが、次の春に清楚な花を咲かせるのが何より待ち遠しいようです。 

                                        (2階多目的室からの眺め)

2011.12.08
風義について

引渡日。

私の段取り不足によりご迷惑をおかけしている”南青木の家”。
ひとつひとつを職人の手から生み出す事を良として進めてまいりました山義の家づくり。
何とかゴールが見えました。安堵感、久しぶりでございます。

上記写真は、外壁材のシラス。現場でコネコネするんですよ。

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