風義ブログBLOG

2021.04.08

コロンコロンしちゃってください。

下記に置きました動画は、「はなわ町の家」の作業風景です。

はなわ町の家は、4本の大黒柱をもちいる設計となっています。大黒柱に限ったことではありませんが、集成材以外の材木は、ひとつとして同じ品物はありません。「木目」「幹通り」「ソリ・ムクリ」など、棟梁がひとつひとつ「コロンコロン」と木材を回して確認するのです。

ノミ・カンナの作業=大工職人としがち。しかし、その前工程にこそ、職人の「暗黙知」が隠されている、とわたしは言いたい。

▼動画:棟梁の木拾い

IMG_0551

2021.03.29

春休み。

柱や梁となる木材に、穴をあけたり、切断したりすることを「刻み」(きざみ)と呼びます。ちなみに、穴や切断の記しを「墨付け」(すみつけ)、と呼びます。今日は、春休み中の「はなわ町の家」のご家族と会津山義の大工さんの即席チームで、はなわ町の家に用いられる構造材を「刻み」ます!

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、はなわ町の家のご家族より、写真をいただきました。(LDKから見えるといいなぁ。)

2021.03.28

ハビトゥス

Danner社製のDanner Light Black。私物品です。21年前に東京・新宿で購入しました。写真をみると、ピッカピカです。理由は、高校を卒業し、大学入学までの小休憩中にメンテナンスを長男が施してくれましたのです。

わたしもシーズン後にメンテナンスはしていましたが、ここまで仕上げたことはありませんでした。ちなみに、コバルトブルーの靴紐は息子からのプレゼント。メルカリで探してくれたDanner社製。

Danner Light、5万円前後で購入した記憶があります。ものすごく高くて、何度も何度も「買うかな、どうすっかな〜」って1時間以上、店内をウロチョロしていました。

当時、メンズブランド雑誌のMade in USA特集で出会えた代物。防水性・通気性が高いGORE-TEXとよばれる特殊素材や、職人がひとつひとつ手作りでつくることなども魅力的でした。なかでも、リペアサービスがあること。これで購入へと背中を押されました。品物の保証とか保険よりも、つくり手の考え方・向き合い方に惹かれたのかなって、今考えると。

オールソール交換からミッドソールの修理まで、靴底を外して新しく取り付ける工程、縫製工程など「長く共にいれる」ための設計がなされているのです。

 

 

時が経つにつれて、美しくなってゆくもの。

素材の良さはもちろん、家族との思い出までも輝かせてくれる、こうした「文化的資本」がわたしの住宅観に関係している。と、言えるかもしれません。

 

 

2021.03.27

BLACK ∩ White

会津若松市 飯寺北の家。棟上げ最終日は、会社定休日でしたが大工さんに出勤してもらっています。職人的社会からの脱却を図るため、会津山義では週休2日制を採用していました。が、現場工程の都合もあり、本日のようにいわゆる休日出勤となるケースもなくもない会社です。

「法制度を基にしつつも、技能の習得時間も欲しい。」このあたりが職能業界の悩ましいところではないでしょうか。

 

 

 

 

屋外作業に適した天候の1日になりそうです。

2021.03.26

技法のひとつ

会津若松市 飯寺北の家、昨日より「棟上げ」(工事)をしています。1枚目の写真は2階床梁と火打梁の組み立ての様子です。

 

 

2枚目の写真は、大黒柱。柱頭部(柱上部)は変わった形に加工が施されています。

 

加工された木材には「番付」とよばれるコードが割り振られることで、迷子にならず適所へと運び組み込まれてゆきます。

また番付は、背中を南側にして読めるように表記します。そうすることで、手元に設計図がなくとも、番付の向き(方位)により棟上げが進んでゆきます。

 

 

 

2021.03.25

湯川村の家。

今日は、湯川村の家。そとん壁(シラス壁)の作業風景です。

 

 

写真右側は「下塗り前」、写真左側は「下塗り後」になります。

 

下塗りの際、ガラス繊維がネット状に編み込まれた「ファイバーネット」を下塗り材に塗り込みながら、下塗り工程を完了させます。

 

 

 

これにより、塗壁特有の「ワレ」や「ヒビ」の軽減をはかります。また、そとん壁の下塗り層は雨などの水分を屋内へと運ばない仕組みにもなっています。

 

詳しくは、スーパー白州そとん壁Wをご覧ください。

2021.03.22

UA値≠快適値

今日は、会津山義の標準設備のひとつ「温水パネルヒーター」についてお話ししてみたいと思います。

ヤマヨシの完成見学会やWebサイトにお越しくださったご家族であれば「あれって、なんだろう?」とか「どこかで、見たことある!」とか。

 

 

 

 

赤色矢印で指し示したものが、「温水パネルヒーター」です。

(温水ヒーターと表記していますが、「放熱器」と読んだほうが、その性能に適合しているかもしれませんね。ブログを書いていて気が付きました。)

放熱器の形状(縦や横、大小など)は、新築プランを計画プロセスにおいて、「わたし」の判断である程度確定してゆきます。また、放熱器は定形型ではありません。

つまり、パッケージエアコンのように「〇〇畳用」とあらかじめ作られたものではなく、その「空間」に配慮してひとつひとつ設計し、製造してゆくのです。

上延の意図を、簡単に書くと、「同じ8畳の室内でも、南側と北側では同条件ではありません。また、ソファーでゆったりする8畳のリビングと、布団でゆったりする8畳の寝室は同条件である必要もありません。」

したがって、パッケージエアコンは、ある部屋では過剰でもあり不足にもなります。そのため、放熱器をその空間の体積や用途を考慮しつつ、ヤマヨシの住宅性能(断熱性能・気密性能)と「にらめっこ」しながら、住宅全体を計画してゆきます。

専門職の知識・技能を使わずにして、造作なく住まい計画を終わらせるのであれば、パッケージエアコン以上のものはありません。

来月(4月)より建築士による「省エネ基準適合義務」がはじまります。それのせいか、「おたくの(ヤマヨシの)UA値はいくつですか?」なんて、問い合わせをいただきますが、性能値=快適値ではありませんのでお気をつけてください。

注文主さん、工務店さん、輻射式放熱器にご興味あればご覧ください。

下記にURL置いときます↓

ピーエス株式会社 放射暖房PS HR ヒータ

2021.03.19

「らしさ」と「そうあるべき」と。

会津山義は、「住宅模型」を作成してから「設計契約」「請負契約」と進捗してゆきます。

「住宅模型」は、建築家らしさ、を演出する道具ではなく、依頼者と建築士の観点が近づくように、との思いから始まったものです。

では、両者の視点や目線を合わせる必要があるのでしょうか?

なぜ、ペーパープランで契約しないのか?

 

 

 

 

 

少し考えてみませんか。

2021.03.18

isn’t she lovely ?

現在作図中の会津若松市慶山の家。

こちらも流し台はアイランド型。やっぱり使い勝手が良い、と思うのでしょうね。

「床が汚れるの?」とか「わたし、料理好きじゃないし!」とかおしゃるご家族もいますが、それはそれでOK。良いと思いまーす。

今日からお弁当持ちで通学する末娘。

いつもは7時すぎまで布団に絡みついているのですが、6時ごろからトントンッとわが家の台所でお昼の準備をしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

isn’t she wonderful ?

2021.03.17

昨日の続き。

下の写真、会津若松市 飯寺北の家 で使用する 「火打土台」と呼ばれる材料です。

会津山義では土台と同じく栗材で火打土台を加工しています。「建築基準法 土台 樹種」とかググって(Google検索)もらえれば栗材の威力が確認できると思います。

お時間あればどうぞ検索してみてください。

 

 

 

 

引用図:火打土台 株式会社こびき屋 ウェブサイト(http://www.kobiki.co.jp/jiku/jiku-harigarami.html) (2021年3月閲覧)

どうでしたか、検索の結果は?

ね、そうでしょ。栗材だけでも十二分でしたね。

でもね、会津山義では、そこに木炭を塗り込み、「防蟻」「防カビ」「吸/放湿」を担保させるのです。他社さんでは、薬品にドップリと浸かった緑色の木材で家づくりをやっていますが、ここではそういった材は用いりません。

 

ヤマヨシをベンチマークとしている工務店さんのために、URL、置いときますよ。

スーパーカーボンコート 住宅用活性化木炭塗料

Entry

Category

Archive