風義ブログBLOG

2015.03.21
未分類

我が家の春。

新年度を迎える春は、進級や進学などお祝いの時期でもありますが、家計を見直す時期でもあります。各種ローンや保険は考慮しても、教育費が増えることで家計が圧迫される事例は少なくないようです。

その理由は、1度膨らんだ教育費は、なかなか減額できません。子供が頑張っている姿をみれば忍びないわけです。そのため、はじめるときが肝心なんですね。今後何年も続く出費に家計が耐えられるかということです。教育費だけは出し惜しみしない世帯もあるかと思いますが、共稼世帯全収入の12%程度が教育費の目安にするとよいかもしれません。

教育費は簡単に減らせません、支出前によく考えましょう!!

IMG_3100.jpg

2015.03.20
未分類

おいしかったよ、紀さん!!

画像共有アプリ「Instagram」を始め、SNSでいま、あるサンドイッチが大ブームになっているのをご存知ですか?その名も「沼サン」!名前からはどんなものかも想像できませんが、いったいどんなものなのでしょうか?

「沼サン」とは、陶芸家・大沼道行さんの奥様・ゆきさんがinstagramに投稿しているサンドイッチの名前。ゆきさんがこのサンドイッチを「沼サン」「沼夫サンド」と名付けて投稿したところ、瞬く間に広まって、今では多くの人が、この「沼サン」をまねたサンドイッチを作っているのだとか。

(クックパッドニュース 2015 02 20より http://cookpad.com/articles/4252

 IMG_3155.jpg

ということで、我が家も初「沼さん」をつくりました!!

 

2015.03.11
未分類

あるべき姿にとらわれる。

「あるべき家族像」をみなさん信じていませんか?

IMG_3106.JPG

(喜多方市・諏訪の家  2階DK・・・No beauty,No life!!

たとえば、婚活する人たちは結婚するべきだという価値観をもっていると思います。結婚はしたほうがいい。子供は産んだ方がいい。っといった価値観をもっているのでしょう。でもそれは真実なのでしょうか?と疑問に感じてみよう。ようするに、あるべき姿が本当にあるのかと疑ってみることが大事だということですよね。疑えることで、選択肢が増え自由度が増すことでもあります。

幸せの家族像は人それそれであるべきです。けれでも、マスメデイアなどは「幸せの家族像はこうです」と夫婦と子供二人の標準家族を刷り込んでくるワケです。

おじさまが作りだしてきた成長社会であれば、「幸せの形はこんな形」の答えを標準家族として成長をしきました。ところがどっこい、成熟社会に移るわが国では「あるべき幸せの形」の選択肢を増やしておくことが必要かと感じます。幸せの形(価値)は唯一無二ではないのですから。

「家族像」を「くらしや住まい」、「教育や介護」などブランクして入れ替えて疑ってみて選択肢や自由度を増やしてみませんか。(山田昌弘 2014「家族」難民 朝日新聞出版) 

IMG_3114.JPG

(喜多方市・諏訪の家 屋内外物干し・・・これは、使いやすい。 )

業務連絡・・・3月21日・22日完成見学会開催

http://www.aizu-yamayoshi.com/news/2015/03/post-72.php

2015.03.07
未分類

キマった!!

本日、プレゼンの住宅模型の写真です。仏教寺院の正門である「山門」のイメージした館脇町の家です。深くて広い軒と、寄棟造りの家は、住まう人の思考を見ればわかるようデザインしました。

「持ち物を見ればその人の性格がわかる。デザインは膨大なデザインだ。」(コンセプター 坂井直樹)とあるように、家の佇まいをみればその住人がわかりますよね。

IMG_3092.JPG

帰りプレミアムビール、買って帰ろう!!

2015.03.04
未分類

家族で使用しています。

写真は先日購入しましたマッサージ機。シート状になっていて軽量なため場所もとらず移動も簡単。

お値段は25,000円(税別)でした。とてもいい感じです。

IMG_3075 のコピー.jpg

これ、考えた人スゲーよ!!

 

 

2015.03.02
未分類

善悪。

人が人を殺すということは、ひとつの具体的事柄であり絶対に悪いとは言えません。

戦時には躊躇なく人を殺し、静時には人殺しが最悪と感じる。

人は自分に都合の良いことをし、悪い事はしません。

死ぬことが良いことであれば、人を殺すより先に自分が死んでいるはずです。

でも、自分は生きている。

人が人を殺すということは、悪いことだと知っているからです。

善悪の判断は、「自分の外」ではなく「自分の内」にあります。

(池田晶子 2003 「14歳からの哲学」考えるための教科書 株式会社トランスビュー)

2015.02.14
未分類

「量から質」への転換。

 現在、モノあまり時代のため「量から質」への転換が各業界で議論されています。住宅業界においても同様です。「量から質」の質とは一体どのようなことなのでしょうか。

 一定量の住宅量を確保する政策から、住環境・住サービスを含めた住生活の向上を目指したと思われる「住生活基本法」は2006年に制定されました。しかし、そこには住生活とは何かと明確化されておらず、基本法では住生活の質を確認することが私では困難でした。

 それでは、住生活の質を考えるには、何がポイントになるのでしょうか。過去の住宅系の研究調査によると「近代家族」の生活の行為がポイントになるとの記載があります。これまでは、一定量の住宅を確保することにより量に関する住宅政策には成功してきました。しかし、既存の住宅を見るかぎりでは住宅の質は十分でないように見受けられます。つまり、近代家族の住生活を満足している状況ではないのです。

 近代以前の生活では、親族集団や近隣や村などの共同体に生活行為の責任がありました。対して、近代以降では家族に責任が課せられ、家族の内部でそれを果たさなければならなくなりました。そのため、家族関係に愛情があることが規範とされてきたと家族社会学の山田昌弘さんは述べています。(山田昌弘 1994「近代家族のゆくえ」新曜社)つまり、近代家族は従来の共同体での機能を、家族内部にて受け止めることを要請されているのです。しかし、核家族化の進展やシングル世帯の増加など「家族形態」の変化により、生活行為の責任を十分に果たしていないのが現状です。 

 生活の行為は、寝る、食べる、装う、憩う、など家族それぞれ多種多彩です。昨今では、調理・洗濯・養育・介護などといった生活行為は家族内部で消費するだけでなく、社会化や外部化により外注化することもできます。つまり、近代家族の生活行為による住居における機能の変化は、住宅の質に関する価値観の尺度表現を困難にしているのです。

 今後、住生活の質を語る上では、工学で論じられる性能値ではなく、生き方や暮らし方などの社会学的な観点で論じることが「量から質」への転換を図る上での鍵となるのではないかと学んでいます。

IMG_0054.jpg

IMG_1110051.jpg

門田黒岩の家。流し台シンクから眺める景色です。完成は5月。

2015.02.10
未分類

工業デザインの草分け・栄久庵憲司氏 死去。

 1961年に登場した「キッコーマンの卓上醤油」は、日本ではもちろん世界中で支持されるロングライフデザインです。

 その当時、醤油の購入は自前の瓶を小売店へ持っていき、醤油樽から一合くらい小分けで入手していました。食卓や調理に醤油が必要になれば、その瓶から醤油差しに移し替えていたのです。少なくとも2回以上、醤油の移し替えが必要な時代でした。面倒で手間のかかる作業でありましたが、生活習慣としてその作業は定着していました。

 「生活革新」が話題となった1960年代は、パッケージにおいては利便性や商品訴求を求めて包装方法や表現方法が大変化した時代でもあります。キッコーマン卓上醤油は工場で中身を詰め、そのまま卓上で使えます。ポイントは、直接工場から醤油を提供できること。さらに、卓上で使用する安定感やクラフト感などを考慮し大量生産を意図したデザイン戦略がおこなわれます。

 ブレークスルーポイントは、液だれせずに気持ち良く注げる醤油の「キレ」。試行錯誤の末、注ぎ口が水平に伸びる直線デザインとなりました。詰め替えの「瓶」から「器」として昇華したのです。この時期の日本の生活は変革期でもあり、キッコーマンの卓上醤油はベストマッチしたのでしょう。

 デザインは、GKインダストリアルデザイン研究所を設立した栄久庵憲司氏(えくあん・けんじ)。初代の秋田新幹線やJR成田エクスプレス、ヤマハ発動機のオートバイなどのデザインのほか、コスモ石油やミニストップの企業ロゴなどビジネスにデザインの概念を定着させました。日本のデザイナーは、市場からでも、技術からでも、生活からでもデザインを生み出せる高い能力があるのです。

dee865e8bc47b62de718d0f340e7ccfafea6778f1423452733.jpg

参考資料

青木史郎 2014 「インダストリアルデザイン講義」 東京大学出版会

 GKデザイングループ・GK史編集委員会 2002 「GK Design 50years 1952-2002」 六耀社

2015.02.08
未分類

会津愛妻家研究会

 今日は、朝から休日をすごせました。年末からのいろいろな事がひと段落です。寒さのきびしい今晩の夕食は、スパイスの効いたスープカレーで家族サービスです!!

IMG_3011.jpg

子供たちには辛かったかな。

2015.02.03
未分類

住宅と社会問題。

 住宅ローンの金利競争が過熱しているようですね。

 2月の住宅ローン金利は、3メガバンクが年1.1%、三井住友信託銀行は0.85%といずれも過去最低を更新中。過度な住宅ローン金利の下げが続き、金融庁も過当競争に懸念をしています。住宅ローンの貸出額や平均金利や貸出した個人の年収に占める返済額の割合など金融庁は調査対象とし、銀行が競争意識から過剰な貸出に走っていないかを把握する狙いがあるようです。長期にわたり返済のつづく住宅ローンは住宅供給者はもちろん、住宅取得者も気になる話題です。

 戦後復興期の住宅難、高度経済成長期の団塊世代による巨大マーケット誕生、バブル期のマイホーム神話崩壊など、住宅は社会や時代の変化をうけ変化してきました。このように、住宅産業は我が国の政策として景気を刺激するため様々に利活用されてきたのです。

 しかし、それらの住宅は、人口減少による空き家増加の問題、在宅医療に不具合のある高齢者の住居問題、エネルギーコストや近代家族のライフスタイルに追従することが困難な既存住宅の問題、などの住宅は社会問題の中心となっています。

 昨今、住宅取得者層は夫婦共働き層が多く、年収に占める借入金額の増加を計画することは可能になります。しかし、共働きといえど夫の家事参加、育児参加は増加傾向になく、妻に肉体的精神的な負荷増傾向になり社会問題になるのではないかと感じています。この問題では、家事労働負荷を軽減する住宅設備機器などでは解決することはできないと私は考えます。かといって、妻である女性が主導権を手にする住まいづくりを良しとも考えてはいません。

 住宅は、人口の増減や家族かたち、産業や経済の構造、都市の計画や医療福祉など様々な社会の問題と絡み合い複雑であります。

 IMG_0047.jpg

年末年始と出費過多のため、この日は湯野上温泉駅内にある無料足湯にて家族時間をすごしました。

 

Entry

Category

Archive