風義ブログBLOG

2014.10.17
未分類

平等。

公立幼稚園・・・732,200円

公立小学校・中学校・・・760,100円

公立高等学校・・・1,027,500円

国・公立大学・・・2,059,100円

 上記の金額は、児童一人当たりの年間に使われる税金です。(データーは2006年度決算ベース、各金額は標準的(平均)な水準として算出、授業料や生徒数など出所は文部科学省、財源別は地方交付税移転後ベース 出所 週刊東洋経済 2009・09・12 P49)

 大学卒業までの税金を合計すると、18,159,800円(公立の小学校+中学校+高等学校+国立大学)になります。この中には親が負担する金額は含まれません。『大学進学率に地域差が拡大』の新聞記事が、本日の学部講義資料でした。私たちの住む地方と、大都市での大学進学率に差が広がっている内容です。東京・京都・神奈川では6割超が大学へ進学していますが、岩手・青森では4割弱。この差は20年前と比べると約2倍です。

 この差は『進学=学力』じゃなく、下宿代などの経済的負担が進学率に影響しているのです。全国大学生協連合会の昨秋の調査では、1ヶ月の下宿生活費は12万円。自宅通学は6万円。家賃が高い都市部ではさらに影響大ですね。

『本当は、大学にいきたい』・・・教育を受けるメリットとは、本人や本人以外にも社会的効果を生むと習いました。教育は公共性が高いということです。(義務教育という意味ではありません。)児童一人が大学卒業までに18,159,800円の税金がかかりますが、どうしようもない『バラマキ』するなら、未来の主役たちのために『バラマキ』したらどうかな・・・。

IMG_2427.jpg

業務連絡11月1日(土)・2日(日)会津若松市・錦町にて完成見学会開催!!

http://www.aizu-yamayoshi.com/news/2014/10/post-69.php

2014.10.16
未分類

無題。

2週連続、台風が発生しました。地元の会津では大きな被害はありませんでした。10月は自然災害のインパクトが大きく、本当に日本で起きている災害なの!とリアルに感じ取れない毎日です。

自然災害に、対応する損保保険は加入していますが、そういう問題でもないような気もします。

先ずは、門田黒岩の家。昨日より左官外壁工事に移ります。IMG_0033.jpg

こちらは初登場、天神町の家。平屋建てです!!

今週末、地鎮祭を予定します。敷地周辺に廻る木製フェンスの基礎工事が完了しました。

IMG_0035.jpg

お次ぎは、錦町の家。11月1日(土曜日)・2日(日曜日)に完成見学会をおこないます。外構工事まで完成し皆様にお披露目できるか!!!お申し込みはhttp://www.aizu-yamayoshi.com/news/2014/10/post-69.phpIMG_0031.jpg

最後は、喜多方の家です。こちらも本日より左官外壁工事です。

IMG_0032.jpg

以上4件、工期以外は順調です!!

2014.10.06
未分類

ふすまの色合わせ。

つい先ほど、”錦町の家”にて奥さまとふすま紙の色打ち合わせに行って参りました。台風も過ぎ去り、西の青空をパシャパシャと2階の和室から撮った写真の一枚。そこから望む風景です。

このくらいまで出来上がると、やっと設計の意図が伝わります。私の提案力不足ですね。

IMG_0030_2.jpg

喜んでもらったと感じました。

2014.10.05
未分類

水害に備える

防災のメールマガジンから参考になるものをみなさんにもご紹介します。
(財)日本建築防災協会の「地下空間における浸水対策ガイドライン(H14)」によれば、ドアの外側に26cm以上の水位差ができると、外開きのドアが開かなくなるそうです。また、水位差が47cm以上になると、内開きのドアでさえ、開かなくなるそうです。このような事態を防ぐために、玄関前に土のうを並べ、空間を確保する必要があります。しかし、都市部には、土のうを作るための土がありませんそんなときに役立つのが「水のう」です。
東京消防庁のWebによると、40リットル程度の容量のごみ袋を二重にして、
中に半分程度まで水を入れ、口を閉めることで、土のうと同様に利用できるそうです。ただし、二段重ねができないので、10cm程度の水深にしか対応できません。水位が高い場合は、水のうを段ボール箱に入れ、積み重ねる対応や、プランターを積み重ね、これをブルーシートで巻き込む対応が良いそうです。これから、10月頃まで台風など激しい雨が降る季節が続きます。大切なのは、災害時に何が起きるか想像することです。ブルーシートや土のうなどは何かと役に立ちます。ご近所同士で相談し、まとめ買いをするのも、よいかもしれません。災害の季節、ご近所同士で、対策について話してみてはいかがでしょうか。
 
IMG_0028.jpg
事務所の作業場、模様替えしました。
2014.10.04
未分類

無題。

 住宅というのは居間があって寝室があって台所があって、それに便所や風呂がくっついている、そういう建築です。リビングやベットルームは居間と寝室を横文字にしただけで、木造住宅やプレファブ住宅や、ハウスメーカーや建築家の設計する間取りも、現在も30年前も大差もありません。

『住宅は、生活の容器である。』

『住まいは、家族のうつわである。』

建築家の先生方は仰られています。

 もし、そうであれば多様化した『家族』に応じた間取りがあるはずです。しかし、居間があって寝室があって台所があって、それに便所や風呂がくっつている、壁や床など薄っぺらいところ以外、大差ないのです。無理して多様化した住宅を設計する必要もないのでしょうが、改めて考えているところです。

IMG_0026_2.jpg

永遠なのか本当か、時の流れは続くのか、

いつまで経っても変わらない、そんなものあるだろうか、

見てきた物や聞いたこと、いままで覚えた全部、

でたらめだったら、面白い、

そんな気持ちわかるでしょ。

(THE BLUE HEARTS 情熱の薔薇より)

2014.09.17
未分類

こちらも晴れ舞台☆

門田黒岩の家に続きまして、こちら喜多方の家も上棟式であります。ご先祖さまから受け継いだ素晴らしい敷地を大切にできたプランです。広々とした2階LDKの一角には大きな窓を計画しました。写真右手側にある自宅庭園越しに見えるのは日本百名山のひとつ飯豊連峰であります。うつくしい景色をいただきながら暮らす生活がたのしみですね。

IMG_1671.JPG

話は変わりますが、みなさんはなぜ家を建てるのでしょうか?大学の先生にすすめられた新書「住まいと家族をめぐる物語ー男の家、女の家、性別のない部屋」西川祐子から一部抜粋します。

〜夫は会社と家庭の中間に自分だけの空間と時間が欲しいと願い、妻は家庭の外に自分だけの生き甲斐が欲しいと思う。子どもは? 子どもは昼間は学校に、夜は塾に通わなければならない。NHKが持続的に実施している国民の生活時間調査によれば、持ち家の時代になるにつれて、住人の住まい滞在時間が短縮される傾向がみられる。なんという矛盾。今や住宅にほんとうに住むのは、高齢者だけであるかもしれない。〜

何だか、すごく深い感じです。

西川祐子1937年東京生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了後、パリ大学で博士号取得。元京都文教大学人間学部教授、専攻はジェンダー論、日本とフランスの近・現代文学。

2014.09.16
未分類

晴れ舞台★

9月の上旬、門田町黒岩にて上棟式がありました。当日は、ご夫婦のご両親もお祝いに駆けつけてくださいました。ご家族との出会いは、奥さんの一言からはじまったそうです。「あそこの会社、気になるんだけど!!」その時、山義のウェブサイトみたご主人さんの印象は「木の家、高そう!!」だったとか。その後、色々とありましたね。涙あり笑いあり、すったもんだしながらこの日を迎えることになりました。しかし、そのチョイス、間違いなし!!

IMG_1667.JPG

お客様邸宅訪問更新中であります。

http://www.aizu-yamayoshi.com/works/interview/007/detail01.php

2014.08.27
未分類

夏休みがおわりました。

 会津若松市内の小中高校では、今週から2学期がはじまりました。夫婦でサポートしながら子どもたちの夏休みの宿題を完結し、始業式へ送り出すことができました。ひと安心ですね。質問があります。この夏休みの宿題は今期の評価につながるのでしょうか?

 子どもたちの宿題が終わり、今度は私の番。宿題が出ていました。そこで、本日は、私が大学院にて研究したい内容の一つをご紹介します。

 

 今日、われわれ工務店を含む製造業は、競争が激しくなり、生き残るために何が必要かと模索しています。今後、どの方向へ向かえば企業は幸せになれるのかと問いかける毎日。台湾のエイサー会長シスタ・シー氏が提唱する「スマイルカーブ」(U字カーブ)という法則があります。これによれば、一番付加価値が高く高利益が出せるのは、上流の設計開発部門と下流の販売サービス部門で、その間にある組立加工部門は付加価値が低く低利益ということです。法則は、いろいろな産業に当てはまります。住宅業界では、平成25年福島県で着工した住宅件数ランキングに、この法則を照らしあわせてみると、上位30社はすべて上流の設計部門と下流の販売サービス部門を中心とした企業。中流の組立加工部門を主体とした企業はランク外なんです。

 日本の製造業もスマイルカーブ(U字カーブ)の法則にしたがって、組立加工部門を外部委託やアジアに工場移転させてきました。たしかに、人件費の高い日本では無理もない話です。アウトソーシングで効率化を計るなど、時代の流れと言えばそれまでの話ですが・・・。しかし、ものづくりの伝統で培った技術や経験を顧客の付加価値としながら、中流の組立加工部門を遺しことはできないだろうか。こんな問いを、課題にしています。

 写真111.JPG

本日、お休みをいただきました。昼食はレモンパスタ!!。

2014.08.13
未分類

桑折町の家、引き渡し。

おかげさまで、桑折町の家、引き渡しができました。当日は、上下水道検査と完了検査を同時刻におこないましたが、両者とも、『こんなつくりの家、見たことない見たことない!!』と検査どころではなく、見学会のような感じの検査でした。よかったとでも言いますか、楽だったと言うのか、すんなりといきました。地元に暮らす方々では、気がつくことができない田園風景を、日々の暮らしに汲んだ桑折町の家。引っ越し作業も一段落する今秋には、暮らしもなじみ、黄金色の稲原が家族を迎え入れてくれることでしょう。

IMG_1430.JPG

IMG_1451.JPG

IMG_1438.JPG

初めてお会いしてから、8年間に色々なこと、ありましたよね。

お会いすることができて、しあわせでした。ありがとうございます。

2014.08.09
未分類

遺伝子は生物の設計図だ!!

 本日、小学生の息子の同伴で会津学鳳中学へいきました。目的は科学実験教室です。この学校は、文部科学省指定のスーパーサイエンススクールに指定されており、深度のある科学研究が可能な設備が充実しています。実験は5コース、私たちは”遺伝子実験”コースに参加しました。

 生き物の数は約870万、そのうち人間や犬などの動物が770万、草花の植物30万、きのこやカビの菌60万、ゾウリムシなどの原生生物10万となっています。これらの生き物はすべて細胞からできており、70kgの人間だと70兆の細胞数から出来ています。1kgあたり1兆の細胞がある計算です。細胞の中には核があり、そこにDNA(デオキシリボ核酸)がある。DNAに記録されたデーターを遺伝子と言います。私は今日まで、遺伝子とDNAがごちゃまぜになっていました。

 遺伝子により、アルコールの強弱や筋肉の質、病気の可能性が確認できます。さらに、怒りやすかったり、落ち込みやすかったりなどの感情も確認が可能になりました。一番驚いたことは、こういった遺伝子の70%は、親から子へ遺伝するという研究発表がでているそうです。

 子どもでも確認できる自分の細胞や遺伝子を、確認できることのメリットは今後数多くなると感じます。しかし、遺伝子による差別化や遺伝子の個人情報など不安要素も増えてくることでしょう。業界が進化するほど、職業の倫理観が重要な時代になりそうです。

IMG_1367.JPG

こうして、一緒にいる夏休みも今年で終わりかな。

なんだか、さみしいです。

Entry

Category

Archive