風義ブログBLOG

2012.01.09
風義について

さあ、はじめましょう。

材木町の家のご主人から頂戴しました清酒、その名は”開運”。

例年であればこの時期は今年の抱負、希望や野望など考える時期でございますが、
昨年の疲労感などございましてボーッとしておりました。
その姿を見透かされたと思うほどの銘柄。
「やられた…。」まさかと感じるそんな瞬間、
住まい手代表して彼は山義にそれを託したのです。 
家族の環境をガラッと様変わりさせる威力ある住まいづくり。
いつまでもマッタリとはしていられませんね。

2011.12.28
風義について

静けさにまさる強さ。

ただひたすらに、手を動かし
明朝の静かな卓上に向かい続けた日々。
たとえ私が間違っていても、静かに寄り添って。
その強さにまさるものはなく、想い途切れることなく過ごせた3年間。

君のおかげで、男(一級建築士)になることができました。

2011.12.09
風義について

磐梯町の家。

山小屋に、新しい朝が来ます。
 高原の風景になじむ総板張りの家は山小屋のたたずまい。厳しい冬を乗り越える木肌のぬくもりと団らんの光に満ちた家は、自然と共に生きることの喜びと苦労を分かち合えるご家族のお住まいです。
 朝もやの中、はだしの少女が木の家の扉を大きく開けて駆け出してくる、そんな風景を思い描いてしまう、凛と空気の澄んだ高原の丘稜地帯。
 Yさんご夫婦と遊び盛りのお子様2人の1軒家は、すぐ真後ろに秀麗な磐梯山を、文字通り仰いで見るような山裾にあります。標高の高い山麓の厳しい寒さを考えて総板張りにした外壁は風景の中に溶け込んで、温かそうな木肌のぬくもりはほっと安心できる眺め。やがて銀ねず色に朽ちていく時間を楽しみにしています、と奥様は目を細めます。
 
ワンフロアの1階は、キッチンもアイランドのシンクでオープンに、2階はプライベートと分割。小屋裏の窓からは星が眺められる「アルプスの少女ハイジ」のような暮らしです。「部屋の目的を限定したくないんです」とご主人。お子様が小さいうちは、まるでノマド(遊牧民)のように家の中を転々としながら、眠るのは楽しい思い出になるでしょう。作り付けの家具は少なめに、あとから自身でも手を加えられるよう内壁も無垢材のみ。120年を超える地元会津の材をふんだんに使う壁は、美しい木目とともに造作の細やかさが自慢です。
 同じようにこの地で、四季の移りを楽しむご近所さんも立ち寄りやすいように設えたデッキは、玄関先よりは親密に、それでいて気軽に立ち寄れる場に。磐梯山をおさめた北の大きな窓からはオオヤマザクラが、次の春に清楚な花を咲かせるのが何より待ち遠しいようです。 

                                        (2階多目的室からの眺め)

2011.12.08
風義について

引渡日。

私の段取り不足によりご迷惑をおかけしている”南青木の家”。
ひとつひとつを職人の手から生み出す事を良として進めてまいりました山義の家づくり。
何とかゴールが見えました。安堵感、久しぶりでございます。

上記写真は、外壁材のシラス。現場でコネコネするんですよ。

2011.12.07
風義について

フルサイズ。

新しいカメラを手に入れました。

フルサイズって、本当にいいですね。

2011.11.25
風義について

静御前の家。

お待たせいたしました。
先日行いました地盤調査の写真です。

住宅の地盤調査は、一般的には鉄棒をさす
「スウェーデン式サウンディング試験」が多いのですが、
今回は、人工的に地面を揺らし地盤の硬軟を確認する
「表面波探査法」を採用いたしました。
この探査は人工的に揺らした振動の伝達速度を計測し地盤の支持力を判断します。
スウェーデン式サウンディング試験よりもより詳しい判断が可能。
実は、原子力発電所のストレステストはこの装置の大規模なものでを行います。

出だし良好。

2011.11.20
風義について

その温もりは。

「このお宅、床暖房ですか。」
完成見学会でよく言われることがあります。

山義定番の45ミリ厚床板は
ご存知の方も多いかと思います。
この床板は、
一枚一枚若干の寸法誤差がございまして、
施工性がとても悪いのです。
それは品質が劣っているということではなく
気温や湿度に伴い寸法に動きが出てきます。
伐採されても床材は生きているのです。

その温もりは、大工さんの”Craftsmanship”かもしれませんね。
(南青木の家から)

2011.11.18
風義について

小雨。

小雨のなか、”只見町の家”地鎮祭行いました。
山から吹き降ろす寒風を頬に感じながらの30分。

ご提案しました住宅性能は無駄ではないとガッリ確信した30分でもありました。

2011.11.15
風義について

4つのお庭。

シンボルツリーがお迎えするエントランス。
銀世界を和室から眺め、
木漏れ日の中ゆったりと湯ぶねにつかり、
紅葉をダイニングテーブルから頂く。
4つの庭のある”材木町の家”、はじまります。

TOPページ更新いたしました。

2011.11.11
風義について

風景。

磐梯の家の帰り道、とても素敵な風景がありました。
あれから、8ヶ月。
あの頃、震災対応の最前線に向かっていたご主人。
僕らの”ふくしま”は彼らの愛によって繋がっていると思います。
メデイアでは伝えられない、伝え切れない彼らの仕事。
山登りは、頂上に近づくほど険しくなるそうです。
磐梯の家、頂上が見えて来ました。

みなさん、彼らに負けるわけにはいきませぬぞ。

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