風義ブログBLOG

2008.06.27
風義について

共有。

八日町の家、上棟です。
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祝・上棟式。それぞれの想いを一筆に。ご主人との出会いは、昨年、冬でした。
理想の暮らしなどを共有、そして形に。
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新たな山義を学ぶ場に感謝です。

2008.06.19
風義について

恐縮です!!

地鎮祭。行いました。それぞれの想いをこめてスタート。
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突然で恐縮ですが、「住まいとはどういうことか。」を提案するのが使命と感じてます。
家は‘つくる‘という行為は毎日をどう暮らすかが根底に。それはその人の価値観や
生き方の現われでもあります。他と同じもので落ち着くのではなく自分が「住む」こと
にもっと敏感になってもいいんだと。暮らしを際立てる究極の住まいを探求してほしい。
そのお手伝いが私のお仕事とだと気がつきました。
では、究極の住まいとはなんでしょう。
あれも、これもと足し算の家つくりが流行っているようですが、引き算の家つくりっての
はいかがでしょうか。たくさんの工務店さんやハウスメーカーさんを見学、その中から
自分の暮らしに似合うもの好きなものを絞り込んでますよね。それがたどり着いた
パートナー。住まい方も同じではないでしょうか。たくさんの設備や建材から引き算の
要領で本当にほしいものに費用をかける。○○の家や○○の暮らしみたいなコンセプト
を義務的に起こす必要はないと思うんです。気さくなスタイル、ジーンズにスニーカー
みたいなやりかたでいいんです。
本当にほしいものを長くそして大切に。
愛着が生まれたその時、なにかありそう。
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引き算のおしゃれって、不思議ですね。

2008.06.15
風義について

大切な時間

いかがでしたか父の日。
私たちは木造の分校に遊びにいきました。
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場所は会津坂下町(ばんげ)の里山のアトリエ坂本分校。
会津若松市の彫刻家若杉儀子さんが代表を務め、廃校と
なった分校の校舎を活用して昨年4月に開設。
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若杉さんは中学時代にお世話になった美術の先生。
時間を重ねた表情。休日の大切な時間でした。

2008.06.14
風義について

寄り道中。

先日、新しい山義をご案内する機会を頂きました。
伝統構法である田の字型梁組みに25帖の大きな吹抜けをご提案。
気に入ってもらえるといいんだけどな〜。(来年着工予定。)
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プレゼンのあと、少し寄り道をして現場へ。
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実は昨年、実家の立木を伐採し葉枯らし乾燥を試みまして!!
「今週末、山から出すよ。」と聞いていましたが終わってました。
道中、建築物のカット。
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朽ちていく姿。
自身もあんな風に時を重ねることができれば、ステキですね。

2008.06.12
風義について

囲炉裏のある家

「お気に入りの囲炉裏があるのよ。」
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ということで
お客さんと共にランチを兼ねて。
空間や囲炉裏の大きさなどのバランスを確認。
今度の住まいには囲炉裏をこしらえます。
提案の囲炉裏の間は床座スタイル。
床にそのままベタ〜っと座り。
そんな時は開口部を低く抑えるのも山義のやり方。
光の陰影にハッとする瞬間。
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「こんな感じ好きなんですけどね〜。」
奥さん「イイ感じね。」と...
低く抑えるわけはまた後日にするとして、同じ方向性を確認、ワクワクしてきました。
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熱々のわっぱ飯を胃袋にかっこみました。とても美味しく頂きました。
やっちゃうよ〜っと。

2008.06.10
風義について

マイスタイル

先日、連載されている記事にこころ揺さぶられました。
ベテラン鮨職人さん。 
彼は、鮨は江戸前の仕込みじゃなきゃとか、魚を握らないと鮨じゃないとか、
そんな考えはなくトマトを握ろうがハムを握ろうが一向に構わないと言っています。
もともと握り鮨は小腹ふさぎだそうで、
商いが成り立つのなら『トマトの握りはおかしい』と言う方がおかしいとも。
本題はここからで、
じゃあ何でトマトを握らないのか。
理由は単純、
彼自身が握って美味しいと思えないからだと。
回転すしにも行くらしく家族でワイワイやるのには一番いいともいっています。
私なんか違う意味で回転すしですが。
『最近は純粋に握りで勝負したいと考える若手の店が増えているようで
頼もしい限りです。繰り返しますが鮨にはいろんな鮨があっていいし、店も
いろんな店があっていい。ただ、私自身はそういう若手の目標になれる
存在でいたいと思います。』と話しています。
似ているな。
相談に来るお客さんも情報過多ぎみで苦労しているようです。
ビニールクロスもあれば塗り壁もあり、
集成材の家もあれば軽量鉄骨の家もあり
BOX住宅もあればログハウスもある。
それぞれに研究と努力、試行錯誤しています。
いろいろあっていいんだと思いますよ。
『こんな感じでいかがでしょうか。』
私自身が住んでみて気持ちいのいいもの。
その為に、毎日が勉強です。
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『まじめにやってきたから今があると思う。』カッコいいっす。
(2008・06・07 読売新聞の時代の証言者から。)

2008.06.06
風義について

現場力

最近、新人を連れまわしてます。(笑)
今日の現場は『地盤改良工事』。
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3寸釘(90mm)にブルーのテープで目印を。設計者が考えたポイントを現場に
落とし込む作業。現場ではブロック塀や樹木などの障害物がある中、どうポイント
を写すかを習わせようかなと。
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でも本当のねらいは、
現場労働者の実態を感じてもらえればとの想いから。
感じのイイ設計図や工程表を描けることも大事ですが
‘現場‘を意識しないものは...
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現場で決まりますね。

2008.06.04
風義について

今、住宅に求められていること

東京都東村山に行ってきました。
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都知事が進める
     ‘東京発・住宅市場の構造改革をめざして‘
東京の新築住宅の単価は材料費・人件費・運搬費・事務所や下小屋の経費や狭小・変形で
施工が難しく全国平均より20〜30%割高く、10%狭いそうです。
(それが原因かは定かではありませんが。)
良質な住宅と手ごろな価格で消費者に。
出来そうで出来ませんよね。
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天然ガス(CNG)で走るグリーンバス。
■平面・断面の単純化
■材料と工賃の整理・集約化
■躯体と設備・内装の分離化
■合理的な工法の活用
■設計見積作業の効率化
などなど、難しい用語が盛り沢山。(笑)
勉強することも沢山。
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東京〜会津日帰りスケジュール。息子たちの笑顔で疲れ知らず。不思議な力です。

2008.06.02
風義について

緑のカーテン!!

山義のギャラリーには大きなFIXが東面と北面にあります。
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山義の家と同じ室内環境を感じてもらいたいとセルロースファイバー断熱材とLow-Eペアガラスを使用したギャラリー。36坪位のサイズでも家庭用エアコン一台で全室OKですが夏季に早朝から入る日差しが室温上昇を手助けしちゃいまして。
省エネ、省エネ。何とかならないかな〜。
内側で遮断する布やブラインドってやり方も。
しかし、日射を効果的に遮るには‘すだれ‘や‘ルーバー‘など外部で遮断する方がが効果。
でも、すだれって感じでもないし。ルーバーじゃ取り外しに一苦労。
そこで、新聞で見た緑のカーテンに。
ツタやヘチマなどの植物を植えFIXを覆う壁面緑化。
特別な設備はいりません。
お隣りのホームセンターに足を運ぶとヘチマとゴーヤがありましたが、迷わずゴーヤを選択。
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6ポット購入。
壁面緑化を行った外壁、葉の日陰と日が直接あたる外壁との温度差は10℃もあるようです。
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設備に頼らず、気負わず。イイですよね。

2008.05.29
風義について

家具の再生

「ばあちゃんの思い出の茶箪笥なんだよね〜。」
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家具再生の受注、沢山はありませんが、
‘大切にしたい‘との想いに惹かれました。
ケヤキを主に再生させる計画。
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大切にしたい。大事にしたい。
ポイントですね。
仕上がりブログでお披露目できればとおもいます。

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