ここがスゴイっていうんじゃなく、暮らしていることごく自然に、
あぁこういうのが幸せなんだと思えるんです。
土間のある家 vol.1W様邸 (2007年2月ご入居)
部分的に木の家では嫌だったんです。
山義の家を見て、第一印象でこれがいいと思った。
W様が山義と出会われたきっかけは?
- ご主人
- 4~5年前の完成見学会のチラシです。木の太いのを使った昔風の家の見学会で、こういうのもいいなと行ったのが最初。そこで実際に見て感動したんです。今どきこういう家を建てる技量を持った会社があるということに。
- 奥様
- 山義さんは棟梁も専務もすごく勉強してるのよ。ただ者じゃないんだから。さりげなく提案してくる照明はYAMAGIWAだし、棟梁も簡単に言うのよ「これはアオヒ(青森ヒバ)だー」なんて。センスがいいでしょ。今まで見たどの家もね、「木の家」なんて言っても部分的だったの。でも、ここは本当の木の家で、しかもサラリーマンが建てられる値段だったの。信じられなかった。
- ご主人
- だから実は最初の現場見学会で、つくるんだったら山義がいいなと思ったんです。
W様からは、最初にどんな要望があったんですか?
- ご主人
- 特には言わなかったね。
- 専務
- そうですね、和の家がいいとだけ言われました。ただ打ち合わせを進めるうちに、お宅の玄関のディスプレイが季節で変わったり、旬の果実種を作っていたり、わざわざ鋳物のコーヒーミルを選んで20年も使っていたり・・・。お金があるから高いものを買うということじゃなくて、物に対する情熱があって、磨いて手間かけてあげれば価値が増すということを知って人なんだなと思った。この人にこういう材料を提案したら喜ばれるんじゃないかって、分かってくるんですよ。例えばこの根本まで使った無垢の梁、お客様によっては逆に怒られるかもしれないんですよ。吹き抜けじゃないほうが光熱費が安いかもしれないし、曲がった木を使えば手入れも普通の手間ではなくなる。施工だって、いくら工場でカットしても、現場のアドリブで組まないと納まらない。そんなコストをかけるなら安くしろという人もいるけど、Wさんにはそれがなかった。上手だったのかもしれないですね、職人を使うのが(笑)
- ご主人
- いやいや、とんでもない(笑)