そもそも、山の中や畑の中に住みたいと思っていたんです。
家そのものより、暮らしを楽しみたい。
森の中に佇む家 vol.1Y様邸 (2011年12月ご入居)
「どういう家を建てたいんですか?」って聞かれて、
畑とかやって暮らしを楽しんでいきたいな、と話したら、
「その考え、素敵!」って言われて。
自然がいっぱいですね。というか、大自然のど真ん中ですね。
- ご主人
- ウチって、山義さんのお客さんの中でも特殊なんじゃないかな…。場所があまりにも特殊ですよね(笑)。
- 奥様
- まさか、こんな雪深いところに住むなんて思ってもいませんでした(笑)。
- ご主人
- 若松の人でもビックリするくらいですからね。私は仕事の関係で福島県内をぐるぐる回るんです。最初、市街地からも極端に遠くはない場所で、畑を借りられるようなところを探していたんです。そもそも山の中とか畑の傍に住みたいなぁ、と思っていたので。いろいろ物色した末にココに辿りついた。考えれば、県内のどこに拠点があっても一緒です。転勤が避けられない仕事なので(笑)。
- 奥様
- 上の子の小学生への入学をきっかけに拠点を決めようか、と。
家づくりに関していろいろ調べたりはしたのですか?
- 奥様
- 磐梯町に土地を決めてからは、雪が多いところなので、会津の冬を知っている地元の工務店がいいな、と思いました。さらには、地元の木材を使ってくれるようなところがいいな、とか考えました。
- ご主人
- いろんな(メーカーや工務店の) オープンハウスを見に行ってはいたんです。たまたま、坂下で行われた山義さんの見学会を見せてもらったんですね。なんか気に入りましたね。
- 奥様
- 私はビビッと来た!もういいよ。ここに決めよう!って。
- ご主人
- 私はその時点ではそんなに(笑)。その後も、まだ決めずにいろいろ調べたりして。
- 奥様
- 予算とかも決めずにあっちこっち聞き歩いてたんですが、「在来工法でその予算ではちょっと…。坪単価は最低〇〇万円ぐらいで考えてもらわないと、とか。お客さん、勉強不足ですよ。」なんて門前払いされたこともありました。今となっては笑い話ですが、当時は結構ショックでした(笑)。
そんな中、また会津山義さんが気になって電話をかけたんです。
会津山義の対応はいかがでしたか?
- 奥様
- 山義さんって、坪いくらぐらいとかあるんですか?って恐る恐る聞いたら、「う~ん」って悩んじゃって。「高い家を建てさせちゃって、毎年楽しみにしてる家族旅行が行けなくなっちゃったら困っちゃうし…。」みたいな返答で(笑)。そのあたりが妙に誠実というか。山義さんの回答としては「結果的に高い家を建てる人もいるし、どうしても予算制限上、それなりに抑えて建てる方もいるし、いろいろですね。」ってことだったんですが、印象に残ったのは、家族旅行が行けなくなることを心配してくれてる横山さん(山義の専務) でしたね。この人変わってるって(笑)。
- ご主人
- 値段に関しては、やっぱり割り切らないと納得して住めないかなぁと思ったしね。
- 奥様
- 逆に「どういう家を建てたいんですか?」って聞かれて、畑とかやって暮らしを楽しんでいきたいな、とかお話したら、「その考え、素敵!」って言われて。「家の性能の話ばっかりする人も多いんだけど、こうやって暮らしたいって、そういう思いがある家づくりって素敵だと思います。」って。そんな感じで、何となく横山さんと話していたらいい感じの家つくれそう、って私が妄想したわけです(笑)。