テラスではテーブルを出して食事もしたり、
窓越しにカフェごっこみたいなことしたり。
景色を育む家 vol.2H様邸 (2012年9月ご入居)
そうか、自分たちの暮らし方を見つけていって、それを形にしていくんだ!
と考え始めたら、家づくりって楽しいじゃんって思って。
山義に最初に伝えたことは?
- ご主人
- 最初は自分たちにも全然イメージがなさ過ぎて。
- 奥様
- ハウスメーカーさんを既に幾つか見ていたので、建て主である私たちは家の性能とか、設備とかそういう欲しいものをきちんと伝えなくちゃならない、っていう姿勢になっていたんです。
- ご主人
- そもそもわからなくて当然だとは思うんですが、家づくりとの向き合い方がわからない…っていう感じになっていて。
- 奥様
- 横山専務に「どんな暮らし方したいのー?」って聞いてもらって、それでハっとなった。目の前が開けた感じ?急に明るい光が差してきた感じです。
- ご主人
- そうか、どんな暮らしがしたいんだろう?そんなこと考えてなかったよねって話になって。
- 奥様
- 急に家づくりにわくわくしてきて。そうか、自分たちの暮らし方を見つけていって、それを形にしていくんだ!と考え始めたら、家づくりって楽しいじゃんって思って(笑)。そしたら、私たちって何が好きかな!ってスイッチが入りましたね。
家中の窓から樹木が見えますね。
- 奥様
- 打ち合せは、私たちが、高原ドライブに行ったり、森のカフェでお茶したりとか、そういうのが好きなんですよー、なんて話からはじめ ていって。山義のギャラリーにたくさん本があるんですけど、緑の木立に囲まれたお家の写真とか見せてもらって。こういうの、いいよねぇ、とか考えて。土地も同時に探していましたから、実際、磐梯町にも見に行ったりしました。でも、やっぱり、自分たちの現実的な暮らしとは なかなか結びつかなくて…。
それを伝えたら、市街地でもそういう高原のような空間をつくりだすことができますよって言ってもらって。そこからだんだん庭もプランに入れ た家づくりが始まったんです。玄関から入るとまず目の前に窓があってモミジの木が見えるんですね。そこからまた一歩家に入ると和室の樹 木(ナツツバキ) が見えて。LDKからは正面の庭が一望できます。小窓から見える景色も1 つの庭と見立てて…、コンセプトは「四つの庭」。 いろんな目線で緑が目に入ってくるんです。庭に植えた樹木はシンボルツリーはアオダモ、ヤマボウシです。
- ご主人
- モミジの木はお風呂場からも見えます。お湯を熱めにして窓を開けて、ちょっとした温泉気分ですよ。デッキチェアを家の中のあちこちに運んで、 今日はどの景色を見ながらお酒を飲もうかな、みたいな(笑)。最近の指定席はダイニングですね。 「四つの庭」は敷地に対して、建物を斜めに振ったことでコーナーができたんです。そこを利用した。山義の専務からの提案ですが、家の中で複数の景色が見えるってのがスゴイなと。 1つの庭をいろんな角度から見るという考え方と、そもそも複数の庭があるという考え方がありますが、ウチは両方を最大限に生かした形なんですよ。