お客様邸訪問INTERVIEW

テラスではテーブルを出して食事もしたり、
窓越しにカフェごっこみたいなことしたり。

景色を育む家 vol.3H様邸 (2012年9月ご入居)

キッチン脇の腰高の小窓。テラスに対してして1面の大開口にするプランも当初あったという。ハウジング雑誌で見た写真からインスピレーションを受け、小さい窓にしてカフェっぽく仕上げた。キッチン側からテラスにいるお子さんたちに飲み物を出す「カフェごっこ」も楽しい。足もとまで開口ではないことがとても落ち着くと言う。窓の下には温水パネルヒーターがあるので、冬期もとても暖かい。お子さんたちが寝た後はご夫婦で、静かに庭の景色を楽しむ。軒が深いのでガラス面まで雨も雪も届かない。

子供が外から家の中を覗く感じで椅子に座ってて。
お母さんが飲みものとかを出してる写真があって。こういうのやりたい!って(笑)。

テラスが大きいですね。

奥様
そうですね。テーブルを出して食事もできますし、窓越しにカフェごっこみたいなことしたり。
ご主人
ギャラリーで見せてもらった本にそういう写真があって。
奥様
子供が外から家の中を覗く感じで椅子に座ってて。お母さんが飲みものとかを出してる写真があって。こういうのやりたい!って(笑)。
実際、外で遊んでる子供たちが外からテラスに上がってきて「ママ、お茶飲むー」とか。楽しいですね。夏休みはテラスにプールを出したり。
ご主人
涼しくなったら、窓越しにおでんの屋台みたいなことをみんなでやる予定です(笑)。そんな風に遊べたら楽しいですね。

(1) ガス代とシンクが分かれていて、その間に食品庫へ入口がある。(2) キッチンから振り返るとすぐそこにテーブルがある、というのが理想だった。 (3) 壁付けでありながら子供たちがサイドに回り込むこともできる。皆が参加できるキッチン。(4) キッチンの足元はタイル貼り。掃除もラクチンだ。

キッチンが特徴的ですね。

奥様
ガス台とシンクが分かれていますからね。山義の専務からの提案です。最初、プランで見せてもらった時に、こういうのを見たことがなかったので、使いやすいのかな…?とは思いましたね。 対面キッチンかどうかの選択でも悩んだんですけど。でも、結果的には良かったと思ってます。
ご主人
対面キッチンにしてしまうと、キッチンに悠々と入れる人が1人になってしまうんじゃないかと。
奥様
主人も台所に立ってくれるので。(キッチンを) 壁付けにすることで、振り返ればそこに食卓に手が届く。逆に食卓から誰もがいつでも 手を伸ばせばキッチン、みたいな。
ご主人
魚とか肉とか焼いてる音が近くに聞こえるのもいいね。
奥様
料理が出来たら振り返ってテーブルにパっと出せるし。暖かいお料理から立ち昇る湯気をテーブルの上のライトが照らしてくれる。
ご主人
そういうのもすごくキレイだと思えますね。
奥様
食を楽しんでいこう!ってのもプランの段階からあったんです。
ご主人
料理をするのも、もちろん食べるのも大好きです(笑)。
奥様
専務がみんなでダイナミックに動けるキッチンにしよう、というのを考えてくれたのがこの形。シンクとガス台が離れていることと、お掃除のことを考えて足元はタイルがいいなぁ、って。 フライパンを豪快に振って、何かがこぼれてしまってもタイルならササって拭けますしね。
ご主人
ガス台とシンクの間に食品庫の入り口があります。こういうのも含めて家事導線がラクですね。

ちょうど1年暮らされてみて、住み心地は如何ですか?

奥様
ちょうど1年ですね。冬は本当に暖かくて。子どもたちも掛け布団いらなかったよね。
ご主人
山義で推奨している(セルロースファイバー) 断熱材と温水パネルヒーターだけなんですけどね。
奥様
床暖房は入っていないんですが、床がすごくあったかくて。木ってホント、スゴイ。
ご主人
でも、本当に1年住んでみて満足しています。気持ちがアガるっていうのかな、住んでて。家そのものとしてもそうだし、家族が団欒できる空間としてもそうだし。
奥様
まだ子供が2人の時にプランニングした家ですが、3人目ができました。
ご主人
主寝室として用意した部屋を含めて2階には部屋が3つあり、将来的には1つずつ使わせてもいいと思っています。暮らしの形が変われば空間の使い方も都度考えていきたいですね。実際、今は和室でみんなで寝てるんです(笑)。和室にいる時間が意外に長いんじゃないかな。大体のことは1階のみで解決できてしまうんです。そういうスタイルも気に入っています。

(1) 夜の和室。子どもたちが遊べる部屋として。家族みんなが寛げる部屋として。そして、寝室にも。用途にこだわらず利用できる部屋となった。 (2) 和室から臨める北側の庭。敷石に苔が生えてきて風合いが増してくる。

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