お客様邸訪問INTERVIEW

家の中から川の流れが見られるなんて最高の贅沢ですよ。
土地探しは山義さんのファインプレー。

城下町を懐う川沿いの家 Vol.02Y様邸 (2014年11月ご入居)

敷地すぐ北側には東山から市街地を抜け、阿賀川に流れる一級河川の湯川。北西に配置された和室からは越後山脈に沈む夕日をパノラマで遠望できる。季節、天候、時間によって変化する風景がたっぷり楽しめる。

木の家があって、そこに庭木の緑が映える感じがいいなぁ、って。
なので、これから家のまわりにもっと木を植えたいと思ってるんです。

プランニングに際して何かご要望があったのですか?

奥様
結婚して数年、若松市内で賃貸に住んでいたのですが、子どもも生まれてそろそろ、ということになって。他のハウスメーカーさんや工務店をあちこち調べたわけではなく、ホント、山義さんだけで。
ご主人
それどころか、家を建てよう!と思ってからが早かったね。じゃあ、やろう!ってなってから半年ぐらい?山義さんを知って、他のところも見ずにね。
奥様
そうだねぇ。結果、全然問題なかったけどね。
ご主人
こちらからの要望としては、北側の河川敷道路は以外に通勤・通学で利用される住人も多いので、その視線を外す意味でも2階リビングがイイというところ。せっかくのロケーションでもありますしね。
奥様
そう、2階リビングにしたい、っていうのはこっちからの希望で。あと、キッチンは北側にとか。
ご主人
それらを踏まえ、山義さんからは模型でプレゼンテーションしてもらいました。最初からピタっときましたね。
奥様
合ってたよねー。
専務
Yさん夫婦が、こっちからの話をしっかり受け止めてくれたからよかったな。いくら良好な景観の敷地があっても、対面キッチンがお好みであれば、(窓向きの)提案も響かないことだってあるしね。
奥様
キッチン、そうだよね。窓に背中を向けてしまったんではもったいないって思っちゃった。

(1) 進化中の庭。来年の春にはまた芝生を張る予定だ。(2)(3) 河川を臨むプラン、隣家との位置関係も模型でしっかり確認できた。(4) 雑木の庭の植栽材料としてよく利用されるエゴノキ。この季節には卵形の果実が熟す。ご主人の思い描いた「木の家に庭木の緑が映える」感じが実現しつつある。(5) 「人気の対面キッチンもいいけど、景色の眺めがよければこのレイアウトもいいよね」と奥様。(6)家事仕事をしながら季節の移ろいを楽しむことができる。

外壁は板張りを選択されたんですね。

ご主人
外壁を木(もく)にするか、そとん壁にするか、という選択はあったね。
奥様
わたしは白っぽい(そとん壁) のがいいなぁと最初思ったんだけど。夫は最初から木がいいって。でも、板張りでもいいかな、と思えたので。
ご主人
縦張り、横張りもあってね。外壁の表情として縦張りがイイと思って。相談したら、山義さんもそれでいいよーってことだったので。じゃあ、縦にしようって。
奥様
うん、うん。
ご主人
本を見て…。(山義さんから)中村好文さんって言う建築士さんの本を借りたんですね。そこからのインスピレーションなんですが、木の家があって、そこに庭木の緑が映える感じがいいなぁ、って。なので、これから家のまわりにもっと木を植えたいと思ってるんです。家の外壁もこれから経年でもっといい感じの風合いになるんじゃないかな、と想像してます。

お庭の育成計画は最初からあったのですか?

ご主人
最初はねー…、最初は…。
奥様
お庭なんて全然考えられなくて。実家でも草むしりなんかしたことないし、暫くは賃貸住まいだったし。全然イメージできなかった。
ご主人
予算的にもどうかなって思って。
奥様
コンクリートが一番コスト安だよって言われてたので、最初の設計時点では、もう全部コンクリートで固めちゃおうと思って。そういうプランだったんですけど。だんだん完成が近づくに連れて、山義さんから「お庭いいよー、お庭いいよー」って囁きが(笑)。お庭の本、置いてったりして( 笑)。これ、見てごらん、みたいな(笑)。
ご主人
OBさんのお庭を見せに連れていってもらったりしてね。
奥様
そしたら、庭ってやっぱりいいものね!じゃあ、やるか!って。
ご主人
枕木とかいいですね。山義さんの案ですね。でも、庭のことは無理強いされた感じは全然ないですよ、逆に生活にひとつアクセントをつけてもらったかな、と。
奥様
だね。枕木の間に芝を植えたいな、という考えもあって。
ご主人
今年の春、種を蒔いて。でも、種が足りなかったのかな…。今年は疎らにしか生えなかった( 笑)。来年再チャレンジします。

(1) 外壁の表情として縦張りがイイと思ったという。意匠的にも伸びやかさが感じられる。プランターでは野菜や花も育ててみる。(2) 庭木に加え、草花たちも敷地内に彩りを加えてくれる。山菜採りがご趣味というご主人は、こごみやふきのとうも植えてみたという。(3) 山義の提案で敷き詰めた「枕木」。玄関へのアプローチに利用。芝生が映える季節が楽しみ。

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