お客様邸訪問INTERVIEW

コレがイイ!ようやく伝わった!
こんなにスルリと解釈してくれたんだ!と魔法使いのように感じましたね。

通り土間のある家 Vol.03N様邸 (2016年8月ご入居)

(1)開放的なキッチン。暮らし始めた当時、まだダイニングテーブルの位置は定まっていなかったが、お料理をサッと運べて、片付けもラクなこの位置に落ち着いた。(2)食器やキッチンまわりの生活用具を収納。扉はない。目隠しはカーテンで。(3)お茶碗や小物にも暮らしとモノに対する個性が窺える。

まだ暮らし方が定まっていない時期の話ですけど、
どこでご飯食べるのがしっくりくるのかな?って。

開放的な土間の使い勝手はいかがですか?

奥様
まだ暮らし方が定まっていない時期の話ですけど、どこでご飯食べるのがしっくりくるのかな?ってまだ試行錯誤してたんですね。テーブルもまだ仮のもので。2~3ヶ月の間、(テーブルを移動して)いろんなところでご飯を食べてみたり。配膳の仕方とかも試行錯誤して。どこがラクかなって。
当時、玄関の前のところが一番広かったので、そこにテーブルを持っていって、朝、納豆ごはんを食べていたんですよ、家族みんなで。そこに息子(長男)の友達がガラっと玄関扉を開けて迎えにきたんです。その時の息子の慌て様はすごかったですね。恥ずかしかったんでしょうね(笑)。
ご主人
納豆だからね。扉を開けたら、目の前で友達が納豆ご飯食べてる(笑)。
奥様
今はテーブルもこの位置で落ち着いてます。
玄関って言えば。ウチの玄関は(東側の)こっちですけど、南の扉からは隣のお婆ちゃんが野菜を持ってきてくれたり。通り道なので、犬走りに腰掛けて休んでたり。
ご主人
その婆ちゃんの友達の「知らない婆ちゃん」も座ってたりしますね。
奥様
猫の日向ぼっこの場所になっていたり。郵便配達の方も初めての方だとわからなかったりして、こっちから覗いたりしますね。

(1)リビングでゴロゴロ。本を読んだり、絵を描いたり。何でもできる家族が集う場所。(2)土間のお掃除はホウキとモップで。(3)家族の居場所を限定しないリビング。土間からの上がり口に腰掛けるも良し。ロビーチェアに座るのも良し。(4)テラスからの採光も抜群。観葉植物にも申し分なく陽が届く。

この空間は暮らしに馴染んでいますか?

奥様
ご飯食べるところに埃立つのがイヤだって人もやっぱりいると思う。
ご主人
言われたことはないけどね。でも、受け入れられない人はムリだろうな、とは思います。
奥様
玄関の外で靴を脱ぐ人がいるんです。土間の部分は室内だって思うんでしょうね。帰ってきたら、子供のお友達の靴が玄関の外側に並んでいたことも。
ご主人
そう言えば、オレも一回聞かれたなぁ。このまま(土間に靴のままで)入っていいの?って。
奥様
自分にはものすごく合ってるんですけど。荷物をそこに置いて直ぐに調理に取り掛かったりできるので。如何様にもできることが自分の性格に合ってる。開放的なのがイイんですよね。家の中をホースが通り抜けていくのも有りだし。
ご主人
土間では、基本サンダル履けよって言ってるんですが、息子たちはダメですね。裸足でスタスタ出ちゃう。
奥様
うーん、それはルール違反なんだけどね。
扉があったり、蓋があったり、空間や収納の役割を限定するのが好きじゃないんです。リビングの散らかり方がホントにスゴイ時もあって。その時は目隠し用のカーテンをつけようかなとも思うんですけど、まだ、(梁に)穴あけたくないなとか。風の通りをふさいじゃうかなとか。春から秋にかけてが特に気持ちイイんです。風が抜けて。
ご主人
風がなくとも、やっぱり開放的な空間は気持ちイイですよ。
横山
休みの日なんかはやっぱりこのあたりにみんなで居る感じ?
奥様
そうですね。上の子たちも個室にこもったりしないですね。
ご主人
ダラダラしてるよね。みんなでリビングで過ごすことが多いですよ。
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