風義ブログBLOG

2007.10.19
風義について

風義について

風義ブログとありますが、
さて、風義(フウギ)とはいかなるものか・・・。
かつて会津藩の家訓(カキン)にも掲げられたこの言葉は、
道理を通し、信義を重んずること
を意味します。会津の風土は、純粋で頑な会津の人たちの精神が培ってきたのです。
『風義』はまさに、会津の文化そのものだと思います。私たちは住まいづくりの中に、常に新しい感性を取り入れながらも、会津人の精神を伝えることを忘れていません。いつの時代も本物だけは行き続けると信じているからです。
風義.jpg
半紙一枚に書かれた『風義』の文字。大デザイナーさんに頂いて4年になりました。
『風義』とはいかなるものなのか・・・。
『風義』とは尊いもの。
『風義』とは信じるもの。
『風義』とは苦しいもの。
『風義』とは・・・。

『風義』をある人は’お化け’といい、ある人は’難解’だと。
私自身、『風義』に出会ったころは’カッコイイね’ってな感じでおりましたが月日が経つたびに思いは変わり会津の’風土・文化’を意識し始め進むものの、次第にそれがやがて肩荷になり’消してしまい’こともありました。
『専務のご苦労もお察しいたします。でも本当に無駄ではないと感じますよ将来の為には・・投資と考えれば風義・・ですよねやっぱり。
道理を通す・・・家はこうあるべき という姿勢が50。
信義を重んずる・・・施主様の気持ち、思いを聞き入れ、それを道理に元づきしっかりと形づくるが50。
それで100の会津山義。
いまさら精神論のようなことを申し上げるわけではないのですが、
このバランスが崩れなければ、大丈夫なのではないかとあらためて感じます。
とりとめのない話しですみませんでした。』
お恥ずかしい話ですが、半紙に書かれた『風義』のたった2文字がこんなにも心の支えになるのかとは当時、夢にすら思いませんでした。
私どもが創るものは家です。
家は『資産』です。
お客様の資産でもあり、われわれの資産でもあります。
資産を増やすにはどうするか。負債を作らないためにもどうするか。
私は毎日考えています。毎日反省もしております。
これからもずっとずっと続くことでしょう。
『風義』はこんな迷える私の心をスッキリとさせる魔法の言葉かもしれません・・・。

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