風義ブログBLOG

2007.09.04
風義について

自然素材の外壁〜下地編〜

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下塗り用の材料で鹿児島から直送されました。
95袋×25kg=2,375kg。
すごい量になっちゃいましたね。
20070904-02.jpg材料の受け渡しは全て手仕事で行われています。モルタルよりは軽く施工性は良さそうですね。
壁材は調合がされている訳ですが、塗りもの(塗り壁など)は、その日の気温や湿度の影響が出やすく、水加減やコネ具合を変えなければならない素材です。工期短縮、コストダウンといったことからはかけ離れているかもしれません。
大量消費、安定供給、高効率・・・。現在の日本の工業化社会の象徴的なフレーズですよね。我々も日ごろから模索することではあります。が、効率優先のためにと科学物質を活用した商品をお客さんに提案をしてきた結果が、シックハウスなどの発生につながったことを思わずにはいられません。施工性の良い科学物質は、職人の技術にも影響を与え、職人さんの技術レベルを低下させます。大量消費と安定供給の時代でも、職人という職業が大切になる時が必ず来ると思います。健康で安心できるものしか使いたくない。職人の腕を残したい。その一つとして、私は塗り壁を薦めます。がんばれ壁屋さん!
 
と・・・
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うわっゴミ?動物の毛?
・・・・・・かな〜と思ったら、ツタ(植物の繊維)でした。
効能として、壁の割れを防ぐバインダー(つなぎの役名)と
鏝(こて)ギレを良くするためとか。
オーソドックな素材らしいです。先人の知恵ですね!

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