風義ブログBLOG

2007.09.13
風義について

1400枚〜嫁入り前〜

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先日のブログの続きです。
床板加工の様子をご紹介します。
 
以前お話しましたが、1寸5分(45ミリ)はとても応用が利く寸法で、
タルキやネタ、スジカイなどの下地材やカモイなどの化粧材まで
幅広く使用用途があります。
乾燥を終えた材をモルダーという加工機に入れます。
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『西』と描いてある部分に刃物が付いていて木材を削ります。
刃物は合計で8つだそうです。
オレンジ色は木材を次の刃物に送るローラーです。
(何で西?なの・・・。)
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最終的に床板の断面で出てきました。
この加工機は一日で100坪位加工が出来るそうです。
『優等生だぞ〜。』と棟梁。
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一般的にはモルダー仕上げで終わらせちゃいますが、
さらにもう一手間を加えて、
超仕上げ(「チョウシアゲ」とよみます。カンナかけのことですね。)に入れます。
これによりきめ細かな肌触りになるんですよね。
(職人魂を垣間見た好意。棟梁ステキ。)
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嫁入り前の床板。大切にしてね。
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