- 2007.10.09
- 風義について
1400枚〜そのまんま天井〜
『終の棲家〜石堂町の家〜』の現場です。
先月の完成見学会が行われた『旭町の家』で好評でした屋根裏。
屋根の板がそのまま天井材として写る感じが不思議だったんじゃないかな〜と。
では、どのような工程で出来上がるのか一緒に見てみましょ−。
風義ブログで幾度となく登場した45ミリの厚板。
厚い板のカットは現場でおこなっているようです。
厚板は乾燥してはいますが、現場の過酷な環境ではさらに収縮の恐れが・・・。住宅の温熱性能値をUPさせるにはこのスキマを減らす作業が要。写真のチューブは木材の収縮に答える役目をします。車のドアのパッキンと同じ理屈ですね。
またまた何か細工をしているようです。
45ミリ厚板の加工名は本実(ホンザネ)加工と言うもので凹凸があり合体するのですが、
やはり木材なので収縮します。収縮によるスキマを解決するのにその収縮に合ったパッキンをチョイスするのが山義の技術でもありますよね。
この厚板がそのまんま仕上げとなります。
若い大工さんも大健闘〜。
施工も順調。上棟式までさらに気を引き締めて行きましょ−。