- 2008.02.19
- 山義標準仕様
柔軟に。
寝曲がりの家の断熱工事の様子。
『会津山義の家』の標準仕様であるセルロースファイバー断熱材。リサイクルダンボール紙によって生産される、環境にやさしい自然素材系断熱材。そうじ機のホース見たいなものでブロー(吹き込み)。高い断熱性と気密性を確保しちゃいます。
耐火性・防音性・調湿性・防カビ性・雑菌性にも備える優等生!!
厚みは壁で120(90)mm・天井350mmの内断熱。
(良く質問を受けますが、外断熱がイイのか内断熱がイイのかの討論!!
は他でやってもらうことにして...)
今回は断熱材の素材ではなく断熱材を受ける‘縁の下の力もち‘『不織布』のお話。
『不織布』と検索してみると
紙と同じく通気性がある。紙も不織布も繊維の集合体ですので密度を上げても空間が生じますから、通気性はあります。繊維の太さや,厚み(積層)により、通気性に差はでます。不織布の繊維は大体2d〜3d(デニール)?の太さでミクロンに直すと15〜30?。ですから不織布の繊維間は...
って、読む決心が必要かも。(疲)
衣料用芯地や防塵マスク、また、医療用資材(手術着、キャップ)
や衛生材料(紙おむつ、ガーゼ、ウェットティッシュ)など
みなさんの身近にも沢山ありそうですね。
このシートを壁や屋根などその場その場のサイズに合わせカッターナイフでカット。
下地の木材にホチキスのようなもので打ちつけ、ふとんのような袋の状態を作ります。
山義でつくる注文住宅は規格ではないケースが多く既製の断熱材では無駄(ロス)が
多く出ちゃいます。とてももったいないこと。このシートのおかげで木材と木材のスキマ
にもセルロースファイバーがしっかりFitしますので冬も夏も楽しみに!!
(山義で建てたお客さんのご協力!!で体感もできますよ。たぶん(笑))
見学会での質問でもありますがQ値やC値などの知識に惑わされるのではなく、
やっぱり現場の技術次第で決まっちゃうよね、家づくりは。
現場の状況に合わせ柔軟に対応できるセルロースファイバー断熱材。
山義の家づくりもお客さんの数だけ断熱材のように(柔軟に)対応できればですね。(笑)