- 2008.11.07
- 風義について
自力で進め!!
来年入社の内定通知を今朝作成しました。
企業の採用動向には浮き沈みがあるものの、学生さん自身にとっては
一大決心の作業。自分自身と進路を見つめる好機でもあります。
先日新聞に就職活動の記事がありました。
彼は私と同じ昭和50年生まれ。’団塊Jr’なんて呼ばれています。
バブル崩壊後の氷河期と就職活動時が重なるころではあったものの
レールは依然敷かれたままの状態。乗ってしまえば安心と思える時期でもありました。
しかし、これからの世代はどうでしょう。
バブル崩壊後を過ごした思春期、レールのないことも実感、
乗ったとしても手堅いとはいえないこともまた実感。より手堅いレールを探すのか、
夢を追いかけるのか。
不安にもがき苦しむ世代ではないでしょうか。
ある時期に自分の生き方をシフトした作家の彼からすると
こんなにも‘希望‘に満ちた時代はないと。
封建時代が過ぎ個人がこれほど謳歌できる時代はないでしょう。
自由競争の一方セーフティーネットも用意されている。
先人たちの血のにじむ努力の末に築きあげた現代社会。
昔のように越えられない壁はなく自力で切り開くことができる時代なんだと。
誰かに指示を与えられ縛られていることに安心する人間には
恐怖の時代かもしれません。
『社会は何もしてくれないと怒鳴り嘆いている人も。』確かにそうかも。
ものすごく厳しい時代が来るでしょう。
そのかわり努力が報われる時代の幕開けではないでしょうか。
覚悟を決めて進むことこそ恐怖への最善策!!
誰もが想像を超えるエネルギーを持っています。
就職は自分と向き合えるチャンス。
たとえ小さい一歩でもその先にあるのは無限大の夢。
真正面から向き合っていきたい。そう思います。