風義ブログBLOG

2010.09.10
風義について

宮町のダイニング。

太いマーカー、木炭、パステル、クレヨン、絵具、鉛筆...。
やわらかく描ける用具を使うと、デザインを構想する早い段階で、コンセプチュアルなアイデアをつぎつぎと試したくなるのもです。それらを手にすると自然におおらかな考えが出てきやすくなって、こまごまと神経質に考えなくなります。
逆に明るい色の先細マーカーやシャープペンは、デザインがいよいよ詳細なところまで来たときに使えばいいでしょう。しっかり描かれたドローイングは、微妙なニュアンスもしっかりと表現してみせます。
一方、直線定規やコンピューターで縮尺を計りながら描かれる堅くて細い線は、最終的な平面計画や短形図のように決定的な情報を一挙に伝えていく最高の表現方法です。それらは、あなたのデザインコンセプトを実際に生かしていく、計画的なデザイン作業の流れの中で必要になるでしょう。
しかしながら、
コンピューターを用いて製図していくプログラムがデザインの道具として使われすぎてしますと、解決しようと努力しているデザイン課題に対して簡単な答えを出してしまいがちです。
(上記は建築デザイン本の一部を抜粋しました。)
IMG_3422.jpg
日々勉強ですね。

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