風義ブログBLOG

2012.02.01
風義について

温水床暖房。

山義ギャラリーの床は土間コンクリート仕上げ。
ご存知の方も多いかと思います。
設計当初、ギャラリー1Fでは盆栽教室や陶芸教室などワークショップをラフにを行えるように
とコンンクリートを仕上げ材に採用いたしました。お掃除やお手入れなど簡単でとても機能的。
しかし、冬季間であるこの時期コンンクリートの性質上寒いのではないかとのご意見も多いの
も事実でございます。このコンクリート床には温水が通る菅をサンドイッチ。
ご体感いただいた方々はご納得のいわゆる温水式床暖房ですね。
ギャラリーの場合、灯油を燃焼させてその熱エネルギーを温水に蓄えておりますが、
熱エネルギーは電気でも太陽熱でも地中熱でも薪ストーブでも生み出す事が出来ます。

熱エネルギーを”何に”蓄えるのがベストなのか。
この検討が室内の温熱環境を設計する上で大切なことの一つだと実感しています。

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