風義ブログBLOG

2012.02.26
静御前の家

ありがとございました。

本日のベストショット。

山義の工場にて刻み(木材加工)体験を行いました。
刻みを行なっている部材は土台、在来軸組工法の中で最も大切な部位。


現在他社さまの着工している福島県内の住宅は
桧や米ツガ薬剤注入材を土台に使用する現場が多いようです。

山義では栗の土台を標準装備。


この材は非常に硬く腐りづらいため
住宅の土台や鉄道枕木など使用環境の過酷な部位に用いられていました。
しかし、材が曲がったりねじれたりと暴れん坊のため、しつけが重要になります。
経験が豊富な職人の業であれば活きてくると思いますが
プレカット加工や経験の浅い大工では手に余る代物です。


「オーバースペックでしょ。」と案ずる同業者方々もいらっしゃる事かと思いますが、
給湯器や換気扇などの設備機器のように簡単に更新できる部位ではございません。
後々更新に難義する部位はこの位のプレミアムスペックが宜しいのではないでしょうか。

Entry

Category

Archive