風義ブログBLOG

2012.06.01
只見町の家

土台は栗材に炭を塗ります。

毎回建て主さんに質問されるのでここらで復習をしてみましょう。

山義では床下空間に原則として防虫材防腐材は用いりません。
(例外として増改築物件では使用いたします。)
理由として現在建築される新築住宅のほとんどはベタ基礎工法となり
床下空間が以前のものと比べると、大変良く改善されているので
シロアリなどの心配はなくなりました。
しかし、折角自然素材や天然素材で仕上げる住まいづくりを提唱しているのに
安価な薬剤注入木材のご案内はしづらいものです。

この黒いものは炭です。山義では液体にして塗っちゃいます。
炭に期待する項目としまして
防蟻効果、マイナスイオンの発生、調湿効果等々。
物によってはシロアリ被害に対する保証付の物もありますが、
山義では土台に栗材をご用意しておりますので心配はいりません。

 
人工的なものでなく自然界にあるものを相性良く
対応出来ればそれにこしたことはありませんもんね。

お手製のスカートで悪い遊びをしているわけではございません。

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