風義ブログBLOG

2012.05.18
風義について

みていきましょう。

この季節は私用事が多くバタバタですが、今週のおさらいをしてみましょう。
材木町の家では外壁の下塗りが終わり乾燥待ちの状態、
内装下地も今週末には粗方おさまりそう。

只身の家では基礎工事の鉄筋検査、
来週には立ち上がり部分のコンンクリートを流し込み出来る頃でしょうか。

郡山静御膳の家は、今週末待望の上棟式を迎えます。
お天気の心配はいらないようですね。

話は変わりますが、最近の話題である電力関係。
電力会社や私たちの住宅業界が進めてまいりました「オール電化住宅」が
節電の足をひっぱっていると今朝の新聞記事にありました。全国のオール電化住宅は
原発2〜4基分になるそうで全国の10%の世帯が導入済みとのこと・・・。
結構な量ですね。
地域別の普及率は
北海道   18万戸   7%
東北    26万戸   5%
東京   102万戸   5%
中部    67万戸  11%
北陸    23万戸  21%
関西    94万戸   9%
四国    25万戸  12%
中国    53万戸  16%
九州    74万戸  14%
沖縄     3万戸   4%
西日本での普及率が高いことがわかります。
熱効率の高いエコキュート給湯器や深夜電力を有効活用する電気温水器を
全国で計算すると中型原発の2〜4基分になるそうです。
昼間の電力ピーク時には負担がかからなく、あまりがちな深夜電力を割引しても
販売することで増収増益となることが利点でありました。
九州電力では半額以下で電力販売を行なっているようですが、
いざ節電になると足かせになっているようです。
自ら進めてきたオール電化住宅はが原発電源の減少分を火力発電でまかない
自分自身で首をしめている状態。
一方でオール電化設備機器は高額なため
電化設備を廃棄しオール電化住宅を今更やめるわけにもいきません。
高効率給湯器のエコキュートは月およそ1,500円前後、
電気代がめっちゃ安いのですね。
それに比べガス給湯器であれば風呂場まで含めると20,000円超は確実。
我が5人家族もアパート暮らし時代では
月に25,000円前後支払ってやりくりしておりました。
導入しやすい石油給湯器もガス給湯器と同じく燃料費はいい値がします。
石油は10年前1リッター30円代半ばでしたが現在では100円弱くらいでしょうか・・・。
これだけの支払い差があれば多くの人は前者を選ぶのは当然のことです。

麻薬のように効いているエネルギー補助金のバラマキ。
脱原発を震災以前から訴えていたと鼻息あらい専門家。
昨年より遅い電力使用制限令の適用。
政府はいったいどのシナリオで進むのかな。

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