風義ブログBLOG

2013.07.03
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本日もエネルギー関係が新聞一面に登場していますね。 今日は少し前に特集された新聞記事の一部をご紹介。

 

家庭で最もエネルギーで一番消費しているものは何か?分析によると1位はテレビと洗濯機などの家電製品の動力(モーター)や照明で 35%、これに給湯が27%と暖房が27%で約90%をしめます。冷房は!!と思う方が多いと思いますが 冷房はわずか3%程度。南北に長い我が国では地域差はあるものの暖房エネルギーを上回ることはないのです。暖房は外気温3℃を室温20℃に・・・17℃の差を埋めるエネルギーが必要で 冷房は外気温32℃を27℃に・・・5℃の差を埋めるエネルギーが必要になります。約3倍くらいでしょうかね。

 

光熱費の診断をするにあたり簡単なのは料金確認。しかし、電気の使用料 はキロワット(kwh)で表示されガスの使用料は立法メートル(m3)で表示されており非常にわかりずらいものです。 そこでエネルギーの合計を出すのに電気とガスの単位を同じ値(MJ・メガジュールと言います。) にしてみましょう。

 

専務宅を例にしますと

6月の電気使用料は467キロワット(kwh)内昼間261キロワット(kwh)夜間206キロ ワット(kwh) ガス使用料は2.1立法メートル(m3)となります。

 

 

これらの数字に電気であれば9.76をガス(LP)であれば105.16の係数を掛け算します。電気 467kwh×9.76=4557.92MJ ガス(LP) 2.1m3×105.16=220.836MJとなり1ヶ月のエネルギー消費量は4778.756MJとでました。

 

 

ちなみに都市ガスでは1M3=45を灯油では1L=36.7の係数でエネルギー消費量だします。この値は生活スタイルや住宅性のにより大きく変わりますが友人やご親戚などで比較すると面白いかもしれませんね。 電気メーターやガスメーターを毎日観察できるので今月から始まる夏休みの自主学習にも最適ではないでしょうか。

 IMG_0479.jpg

=業務連絡=

皆さんおウチを建てる前は高気密高断熱工法やQ値やC値などのお勉強に熱心でも住んでからの学習はおろそかになっていませんか?

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