風義ブログBLOG

2013.07.10
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中学高校で家庭科が男女必修になり20年が経ちます。

男子が家事を行わない時代は遠い過去に消え去り調理裁縫の家事だけではなく保育介護など家庭科にて体験学習 しより実践的な授業内容とすることで家事分担できる男子を育て少子高齢化対策にも役立てる狙いもあるのではないでしょか。私たちアラサーとの意識と現在の生徒たちとの意識は大きく変わってきているようです。

「男子も家事」当たり前に・・・ちょうど1ヶ月前に掲載された新聞記事の一部をご案内してみます。

日本では1993年に中学、1994年に高校で家庭科が男女必修になり中高生 はそれまで男子は技術、女子が家庭科を別々に学んでいました。これはまさに我々世代。現在では家庭科では子育てや介護体験などに加え指導要領の改訂もあり伝統文化を 学ぶ項目も含まれることでより日本で暮らすことをより深く学ぶ内容になっているようです。

現在、小5の息子は家庭科の真っ最中。

先日も”ゆで卵”を学校で調理したようで 帰ると直ぐにゆで卵の調理を女房と共同作業。すごく楽しそうにワクワク、そして真剣な眼差しで・・・、とても印象深いコミニュケーションシーンでした。

男子が多い高校でも乳児や高齢者理解のための体験学習を積極的に取り入れるようですが現場では家庭科の授業数は減少傾向にあり担当教諭も減っているのが現状であります。「家庭科は人間関係や家族関係など、生活に必要なことを学ぶ教科。その重要性を理解し 授業時間を増やしてほしい」と訴える専門家もいるます。

理系文系進路選択にくらべ家庭科系は就職には弱いと感じます。

しかし、社会の中で男女の役割が固定的でなくなった今日、おっちゃんナデシコを鍛え直したりお子ちゃま男子が将来生きていく我が国で家庭科は必要不可欠な存在になりつつ あるのではないでしょうか。

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白玉団子+バニラアイス+抹茶あずきの調理の様子。すごくおいしいかった。

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