風義ブログBLOG

2014.04.28
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何を、探しているのですか。

陽気がよくなり新緑も芽生えてきたこの時期、ご相談にくるみなさんも活動的になってきましたね。そこで、私から家づくりの”ヒント”とでも言いますか、こうやったら良い家ができるのではないかなといったようなことを少し書いてみようかなとおもいます。

 

キーワードとして”学習” ”作業” ”行為”としてみます。

超ロングスパンの月賦を組んで購入する住宅、そのためみなさんとても真剣に家づくりを学ばれます。学ぶ媒体としましていくつかあげますと住宅展示場・モデルハウス・オープンハウスなどの実物の見学学習、実際に住んでいる人の感想が文庫化された本や間取り集などの建築住宅系雑誌などの学習、テレビやラジオなどの住宅系番組からの学習、ウェブサイトやソーシャル・ネットワーキング・サービスなどからの学習など多彩な情報ソースを自身にあったところに直接アクセスし「もっといいものはないか!!」っとやっていることでしょう。その結果、○○工法や住宅設備など知識は我々業者が顔負けするくらい学習豊富な方々が多いのが現状ではないでしょうか。するとその学習内容と合致する工務店はないか住宅メーカーはないかと模索します。近くになければ遠出してでも向かいます。それは、当然のことですし当たり前のことです。冒頭でも述べたように、とても大きな買い物をする訳ですから一生懸命に学習した内容と照らし合わせする訳です。

 

「この営業は、何もわからないやつだ。」「おっ、こいつは色々しっているな。気が合うな。」とかやるわけですね。このやり方も、おそらく問題ありません。学習内容と契約を結ぼうとしている相手が、自分の学習内容と合致していれば自分が学習してきた内容が認められるわけですから、安心するわけです。それが「あの○○工法は、○○不具合があるんですよ。」「○○設備はあまりおすすめしませんよ。」なって言われたりすると不安になったり、自分とは意見が合わないヤツだとなりますね。大方の方は、この辺の作業を”行ったり来たり”しています。

 

“学習”してきた内容を上記のような”作業”をおこない、契約する業者をみつけだす”行為”は本当に正しいのでしょうか。

 

違う例を一つあげます。

私は、中学時代に体育の先生から走るとき、バテるから水を飲むなと指導されていました。 現在は、どうでしょう。そんな指導をする体育の先生はいませんよね。それと「バカヤロー」など怒る怒鳴るという親も少なくなくなりました。暴力指導はいけませんとのことですが、「○○さんいけませんよ、今後は十分に注意するように。」など大人の態度でせっする対応が良いのでしょうか。言葉は丁寧でも雰囲気はピキピキに凍り付いている様子も見られます。

 

ついでにもう一つ例をあげます。

忙しいビジネスマン、すきま時間を有効に活用しスキルアップや健康維持をしようと英会話教室やビジネススクールに朝活と学ぶ姿は見ていても素晴らしいですよね。しかし、この行為は今後どう発展するのでしょう。

 

 最後にもう一つ。

先週、オバマ大統領が来日しました。アメリカ大統領といった至高の肩書き。もし、オバマがあなたに1万円をくれたとしましょう。その次に私があなたに1万円をくれました。あなたはどちらの1万円を大切にしますか。もちろん、オバマの1万円を大切にするはずです。おなじ1万円ですけど。

 

「そんなこと言っても、消費増税や金利上昇など今後あるとと損するような気がするし、子供も大きくなってともにすごせる時間がなくなちゃうよ・・・。」事実、消費税10%や住宅ローン金利上昇はあるかもしれませんが本当に損するのでしょうか。本当に、子供とすごせる時間がなくなるのでしょうか。

 

一度「これだ!!」と決めてしまったら、その印象から抜け出せないのが人間なんです。家族が住む家ですから、もっと悩んで探してみてください。道草しながらたどり着いていいんじゃないですか。

 

  

 IMG_1790.jpg

子供部屋の写真です。上記文章とはまったく関係がありません。

 

 

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