- 2014.08.09
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遺伝子は生物の設計図だ!!
本日、小学生の息子の同伴で会津学鳳中学へいきました。目的は科学実験教室です。この学校は、文部科学省指定のスーパーサイエンススクールに指定されており、深度のある科学研究が可能な設備が充実しています。実験は5コース、私たちは”遺伝子実験”コースに参加しました。
生き物の数は約870万、そのうち人間や犬などの動物が770万、草花の植物30万、きのこやカビの菌60万、ゾウリムシなどの原生生物10万となっています。これらの生き物はすべて細胞からできており、70kgの人間だと70兆の細胞数から出来ています。1kgあたり1兆の細胞がある計算です。細胞の中には核があり、そこにDNA(デオキシリボ核酸)がある。DNAに記録されたデーターを遺伝子と言います。私は今日まで、遺伝子とDNAがごちゃまぜになっていました。
遺伝子により、アルコールの強弱や筋肉の質、病気の可能性が確認できます。さらに、怒りやすかったり、落ち込みやすかったりなどの感情も確認が可能になりました。一番驚いたことは、こういった遺伝子の70%は、親から子へ遺伝するという研究発表がでているそうです。
子どもでも確認できる自分の細胞や遺伝子を、確認できることのメリットは今後数多くなると感じます。しかし、遺伝子による差別化や遺伝子の個人情報など不安要素も増えてくることでしょう。業界が進化するほど、職業の倫理観が重要な時代になりそうです。
こうして、一緒にいる夏休みも今年で終わりかな。
なんだか、さみしいです。