風義ブログBLOG

2014.08.27
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夏休みがおわりました。

 会津若松市内の小中高校では、今週から2学期がはじまりました。夫婦でサポートしながら子どもたちの夏休みの宿題を完結し、始業式へ送り出すことができました。ひと安心ですね。質問があります。この夏休みの宿題は今期の評価につながるのでしょうか?

 子どもたちの宿題が終わり、今度は私の番。宿題が出ていました。そこで、本日は、私が大学院にて研究したい内容の一つをご紹介します。

 

 今日、われわれ工務店を含む製造業は、競争が激しくなり、生き残るために何が必要かと模索しています。今後、どの方向へ向かえば企業は幸せになれるのかと問いかける毎日。台湾のエイサー会長シスタ・シー氏が提唱する「スマイルカーブ」(U字カーブ)という法則があります。これによれば、一番付加価値が高く高利益が出せるのは、上流の設計開発部門と下流の販売サービス部門で、その間にある組立加工部門は付加価値が低く低利益ということです。法則は、いろいろな産業に当てはまります。住宅業界では、平成25年福島県で着工した住宅件数ランキングに、この法則を照らしあわせてみると、上位30社はすべて上流の設計部門と下流の販売サービス部門を中心とした企業。中流の組立加工部門を主体とした企業はランク外なんです。

 日本の製造業もスマイルカーブ(U字カーブ)の法則にしたがって、組立加工部門を外部委託やアジアに工場移転させてきました。たしかに、人件費の高い日本では無理もない話です。アウトソーシングで効率化を計るなど、時代の流れと言えばそれまでの話ですが・・・。しかし、ものづくりの伝統で培った技術や経験を顧客の付加価値としながら、中流の組立加工部門を遺しことはできないだろうか。こんな問いを、課題にしています。

 写真111.JPG

本日、お休みをいただきました。昼食はレモンパスタ!!。

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