風義ブログBLOG

2014.11.17
未分類

スマートハウス。

先週の金曜日、Panasonic社より営業訪問のお電話がありました。訪問の内容は以前から興味のある「スマートハウスのご提案」とのこと。さらに、土曜日の大学院の授業でも「スマートハウス」に重複するところがありました。

スマートハウスとは、『1980年代に米国で提唱された住宅の概念で、家電や設備機器を情報化配線等で接続し最適制御を行うことで、生活者のニーズに応じた様々なサービスを提供しようとするものである。』とWikipediaにて紹介があります。スマートフォン・スマートシティ・スマートコマース・スマートマーケティングなど、『スマート』はIBM社がはじめだとか。

 このスマートハウスは、HEMS(home energy management system) と呼ばれる家庭のエネルギー管理システムで家電、太陽光発電、蓄電池、電気自動車等を一元的に管理する住宅です。全世界がエネルギー戦略や環境戦略に取り組む今日、エネルギー消費を抑制できるスマートハウスは注目を浴びています。当然、資源の少ない日本においても、関連省庁や民間団体における動きは活発化しています。私の住む会津若松市でもこのスマートハウスを中核にした政策が進められ100世帯ほどのHEMSが設置されているようです会津は、水力・風力・地熱・バイオマスなどの再生可能エネルギーの宝庫です。東日本大震災では、水力発電所があり停電になることはありませんでした。会津若松河東工業団地の木質バイオマス発電所や背あぶり山の風力発電など多様な再生可能エネルギーは、未来世界の模範になることでしょう。

 このスマートハウスはインターネットでつながり、最適なエネルギー環境を創造していきます。ある企業のテレビCMでは、スマートフォンにて自宅エアコンのON/OFFをおこなう様子をみることがありました。インターネットにつながり全世界で操作が可能です。私が、興味あるのはこの部分、全世界でつながるところです。「もし、このシステムがサイバー攻撃を受けたらどうなうんだろう。テロ対策は可能なのかな?」大きすぎる議題かもしれませんが、テロリストに、インフラの人質を与えるチャンスをつくっているワケです。個人ではどうでしょう。スマートフォンによる家電の遠隔操作技術を、他人が利用したらどうなるか?遠隔操作により在宅の有無をカメラなどで確認し、侵入の好機を与えることになるでしょう。

 

 

考えすぎですかね・・・

 

 
 

 
 
 
 
 

Entry

Category

Archive