風義ブログBLOG

2015.08.12
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いただきもので晩御飯。

 先週末、会津若松市桜町にて地鎮祭の様子。近日続きます夏の暑さに配慮し、早朝より式が滞りなくおこなわれた。桜町の家も同様だが、私が配慮するデザインの一つに「住まいの品格」がある。

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 自転車で町内をグルグルと散歩していると、「この家には、一体どんな家族が住んでいるんだろう。」と感じることがあるのだ。よい意味もあるが、またその逆も然りである。

〜徒然草の第十段に、家のたたずまいを見れば、そこに住む者の人柄が自ずと知れるものだということが書いてある。つまり、家のたたづまいはそこに住む人そのものの表れだというのである。孟子の「居は気を移し、養は体を移す。大いなるかな居や」、すなわち、人は居場所によって人間性も変わり、養われ方によって体つきも変わるものであるから、どういうところに身を置くかはとても大事なことなのだということばに呼応している。〜( 大げさかもしれないが、私にはこの文がよくわかる。家の佇まいを拝見すればそこに暮らす家族の人柄が手に取るようにわかるのだ。つまり、「住居=住む人」なのだろう。さらに、「住まいの品格」は「住む人の品格」だけでなく、「つくり手の品格」も写し出されているとも感じている。

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 地鎮祭のお供えものの「タイ」で夕ご飯!!。タイは大きめの半身をしお焼きして、アサリのワイン蒸しとメインにしました。箸休めは塩茹でした枝豆と庭で採れた夏野菜をサッと塩もみで。そして、そして、白ワイン。

参考図書 外山知徳  2007  家族の絆をつくる家  平凡社

 

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