風義ブログBLOG

2015.08.27
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私の設計コンセプトの一つ。

昨晩、5月に竣工した「門田黒岩の家」のご家族がギャラリーにおこしになりました。翌日は子供たちの学校もあるので短時間でありましたが、住み心地などお伺いすることができました。うれしかったです。特に、うれしかったのは、その晩にいただいたE-mailです。少し加筆修正していますがご紹介いたします。

・・・山義さんの家に住んでみて、家が生きているので、毎日試行錯誤しながら、家と一緒に暮らしている感じがします。横山さんが一番山義の家を理解していて、何でも知っていると思ってついついアレコレ聞いてしまいますが、私たちの家については、私たちが一番の理解者になっていかないと、今日、感じました。それでも、やはり、相談には乗ってください(笑)・・・

 

「やっと、伝わった。」これ、私の正直な感想。そうなんです。そこに暮らす家族が一番の理解者、つまりその住まいのProfessionalになって欲しいのです。生き物はみんな、居場所がなくては生きていけません。己の力で、自らの感性で居場所を作り上げる力こそが、よい家・よい住まいとなり「生きていくんだ!!」と実感するのだと思うのです。私のできることは、空間づくりのお手伝いまで。

小学校が近くて、スーパーが近くて、坪単価の割には機能的で・・・など、よい家・よい住まいの価値基準はみなさんそれぞれです。わたし的には「その住まいの一番の理解者はその家族であるべき。」と考えます。

自分の人生の幸せは、自力で作り上げてほしいと思います。(がんばれー)

 
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今日は早めに仕事を切り上げ、晩ごはんの準備。

初・鮎めしにchallenge です。

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