風義ブログBLOG

2016.04.24
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散歩中に考えたこと。

私は、「なぜ、建築士になったのですか?」と、質問されることは多くありません。著名人におこなった新聞や雑誌のインタビューなどを読むと、その職業に対する「憧れ」や「夢」など、さまざまなライフストーリーが、繰り広げられています。おそらく、その記事の多くは、担当記者の手腕もあるのだろうとけれども、とても素晴らく、その「こころざし」に、衝撃を受けます。

また、私は、「なぜ、住宅をつくるのですか。」と、質問されることも多くはありません。大工の息子の一級建築士であれば、当然のことだろうと、質問者が受け止めることが、ごく普通であり、あたり前のことでしょ。

私は、住宅業界に入り、20年がすぎようとしています。

今朝は、ゆったりとした時間をいただきました。そこで、ラブラドールの「ヒロ」と、郊外の新興住宅地を散策してみました。ただし、一級建築士としてのメガネを外してね。

休日の朝は、新緑が美しく、とても気持ちよかった。また、同じように、散歩している人も多くて、車も少なく歩やすい。なんだか、人生を豊かにする方法を、自分だけが見つけたように感じる。すると、あることが、目に飛び込んできたのです。その現象は、受け止めることで精一杯でした。

ここで、司馬遼太郎の名言を、一つ紹介しようと思います。「日本人は、均一性を欲する。大多数が、やっていることが神聖であり、同時に脅迫である。」

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今朝の散歩は、人生の「関所」になったようだ。

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