風義ブログBLOG

2016.07.10
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わが家、模様替え中

週末の夕食後、居間食堂の模様替えとお掃除を家族で行いました。サイドボードを「あっちに」。ソファーを「こっちに」と家族みんなで「居心地の良さ」を検討いたしました。ヒロくんも、模様替えに参戦しているつもりでしょうかね!!

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私たちは日々の生活の上で、「自分らしい」または「自分らしく」の言い回しを意識せず生活言語に当てはめ、自己の身体知識を指し示して表現していることがあります。こうした住まいにおける「自分らしさ」は、自己暗黙的な言い回しにもかかわらず注文住宅分野において、自分らしい暮らし・その人らしい生活など、近年の住宅づくりの指標のひとつとして重要視されているようです。

たとえば、世界最大級の通販サイトAmazon.co.jpにおいて「自分らしい家」、「自分らしい暮らし」と入力し検索すると、

・「世界でいちばん自分らしい家(扶桑社)」、

・「もっと心地いい暮らし-自分らしい収納スタイルのつくり方(中経出版)」、

・「リノベーションでかなえる、自分らしい暮らしとインテリア LIFE in TOKYO(エクスナレッジムック)」、

・「DIYで自分らしい暮らし-初心者でも簡単につくれる実践ガイドつき(主婦の友社)」など、自分らしいと表題した数多くの住まいや暮らしに関する図書が存在しています。

せっかくの注文住宅だから、一生に一度の住宅づくりだから、家族が自分らしい住まいを手に入れたいと切に願っていることだろうと見なしていることでしょう。ただし、これらはすべて自分以外の自分らしさで、暮らしぶりや生活ぶりなどの住まい方を参考になぞり、写し取ることはできたとしても、ハウツー的にまた造作なく自分らしさが身につくわけではないことを家族は十分に把握していることでしょう。

しかし、いざ、自分が何かを要するため注文する住宅づくりをはじめてみたものの、自分自身が望む生活スタイルや家のカタチが定まらないと目算することもできます。自分らしい住まいが明瞭にならない迷走の態度が、近年の住宅づくりの指標となっている自分以外の自分らしい家への関心の態度として現れているのではないでしょうか。

では、自分らしさはどのようなプロセスで、修得できるのでしょか・・・。

完成見学会のお知らせです。

http://www.aizu-yamayoshi.com/news/2016/06/-723100019007249001200.php

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