風義ブログBLOG

2016.07.13
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ナン、スープカレー、赤ワイン。

先週末、新築住宅のご依頼を受けましたご家族より赤ワインを頂戴しました。

「よかったらどうぞ。」と控えめなご夫婦。

これからはじまる、「家族とヤマヨシの住宅づくりの証に」と、私は受け止めました。

スクリーンショット 2016-07-13 8.32.24.png

出典:http://www.kirin.co.jp/company/data/marketdata/pdf/market_wine_2015.pdf

近年、わが国のワインの消費量を調べてみると、1972年から右肩上がり。

1970年代は、人々が生存に必要な最低限のものを消費する『労働中心生活』から、生活や暮らしの中に個性や趣味を表現する『消費中心生活』に変化した時代、つまり消費社会が成立した時代といわれています。戦後生まれの団塊世代(1947~1949)が20代となり、就職、結婚、出産のブームに突入、ブライダル産業やベビー市場を創造し、団塊世代が新しい生活像、すなわち『ライフスタイル」を作りだしていきました。ライフスタイルという言語が現在のように一般化できていない時代、新しい家族像つまりニューファミリーの誕生です。

70年代前半には、『あなた』(小坂明子)・・・「もしもわたしが家を建てたなら小さな家を建てたでしょう・・・」、『家をつくるなら』(加藤和彦)・・・「家をつくるなら〜家をつくるなら、草の萌える匂いのするカーペットを敷きたいと思うのであります・・・」など家や住宅づくりに関した歌謡曲が登場します。歌詞の内容が時代のフィーリングに合致したのでしょう、とても話題になったことを記憶しています。

また、この時期、サントリー社は「金曜日にはワインを買う日」とニューファミリー向けのCMコピーを大衆に広めます。このCMでは会社帰りの夫がスーパーの紙袋をかかえ「金曜日には、花を買って、パンを買って、ワインを買って帰ります」と歌い、ニューファミリーを消費社会型家族とし、豊かさのお手本のように仕立てられました。

高度経済成長の初期では、どこかを見渡せば、お手本や目標など、際立った時代でもあったように思われます。カラーTVを手に入れ、車を手に入れ、クーラーを手に入れ、その先にマイホームを手に入れるといった、豊かさの道のりがあったのかもしれません。

ちなみに、戸建注文住宅のピークは1973年でした。

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今日の家族を想いながら、美味しくいただきました。

引用:三浦展(1999),「家族」と「幸福」の戦後史 郊外の夢と現実,講談社

完成見学会のお知らせです。

http://www.aizu-yamayoshi.com/news/2016/06/-723100019007249001200.php

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