風義ブログBLOG

2019.05.20

時のうつろい。

「ないから建てる」に対応すべき量的需要の時代における住宅計画の手法は住まい手のニーズの平均値を求めることであった。これに対し近年の質的需要の時代に対応すべき住宅計画の手法は一般的に多様化・差異化の実現とうたわれている。そうした今日の住宅産業により供給される住宅カタログはまさに多様化そのものでありそのカタログの豊かさは住まい手の選択性を高めあらゆる差異は商品の源となっている。

しかし選択できるのはせいぜい建て方、メーカー、設備、内装くらいである。だが実際にはそれすらどの程度選択できているのかおぼろげである。これらの商品化した住宅カタログから選ぶことをもって住まい手は家づくりの本質に迫り得ているのだろうか。

今日のブログは私の修論から引用させていただきました。

先ほど会津若松市・南花畑の家の建築確認申請を提出してきました。昼食後郡山市・静御前の家の建築確認申請図書の作成を手がけます。

5月半ば。田植え、終わっていました。

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