- 2019.05.27
パリ協定
つい最近ですが建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律案が閣議決定されました。背景として2016年発効のパリ協定を踏まえた温室効果ガス排出量の削減目標の達成に向け住宅を含む建築物の省エネルギー対策が急務の課題となっています。概要としてはオフィスビル、マンション、戸建住宅に対する措置がいくつかあげられています。私たちが扱います戸建住宅においては設計者である建築士が住まい手にこれらの措置方法を説明する義務が与えられました。これでまたひとつ専門職責任がかぶさったというわけです。その措置方法は屋外から目視することは難しいのでなんとも言えませんが、これらをキチンと対応している建築士事務所や工務店はいるのかどうか市内をまわると疑問に思っていて。営業さんでは特にムリでしょうなぁ。単にうちは「高気密高断熱ですよ」とか「○△フランチャイズの加盟店ですからご安心ください」などの説明では用が足りないわけですから。
ダクト周りの気密テープ処理の様子。指示通りにキチンとテープ処理がなされています。OKです。
天井部と壁面部の気密シート施工後の様子。木下地材とシート材が干渉しないように、入隅部に若干のゆとりを持たせて収めることにしました。こちらも指示通りですね。OKです。細かな指示・状況による改善や改良など自社大工による利点を最大限に活かした家づくりですね。理想的です。
本日10:00より2階の天井材の仕上げ工事へと移ります。