風義ブログBLOG

2019.12.13

今朝のこと。

これから年末年始を迎えるにあたり、なにかと神社・寺院へ足を運ぶ時間が多くなるかもしれません。行列に並びお賽銭をおさめなにかをお祈りしますよね。受験合格、商売繁盛、無病息災などなど。

なかでも無病息災の「息災」ってどんな意味なんだろうと思いネット検索してみました。おおかたは息災とは元気でいること、災をしずめること、縁起が良いことなどキーワードとして出てきます。

息災の語源は仏教用語で天災、疫病、紛争などのあらゆる災いを消滅させ、衆生の罪や苦しみ、修行者の煩悩までも消滅させるもので、そこから転じて病気をせずに元気でいれることを息災とよぶようになったそうです。

ただ、これらのような災難がまったくない社会。わたしの今年一年を振りかえってみてもありえない。そこで生まれた言葉として「一病息災」、これは持病がひとつくらいあった方が逆に身体を大事にし健康を維持できるといったことだと。このほか延命息災、無事息災など災難避けて無事に穏やかに過ごしていくこと続いてます。

こうしたなかで、わたしが心に浮かべたのは「多難息災」。

さまざまなことが日々生起する今日、災は避けられないけれども、どうにかこうにかやっていけれいいんじゃね。って導き出した今朝でした。

 

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