風義ブログBLOG

2021.04.15

一回性。

今朝、工場を覗くと「杉床板」を作成していました。きょうの作業内容は、両端部切断。床板の加工工程のひとつです。計画された長さに床板の両端を専用機械により切断してゆきます。

会津山義では、床板を含む木材加工は「受注」により作業がはじまります。あらかじめ、受注量・供給量を予想し生産量を見込む、近年の生産管理方法ではありません。その度ごとに一回限りの木材選定が行われることになります。この一回限りの商材をめぐり、工場を出てゆくまでに多数の職人たちの目で役務が繰り広げられるのです。

▼動画:床板の切断

IMG_0597

Entry

Category

Archive