風義ブログBLOG

カテゴリー:材木町の家

2013.04.29
材木町の家

うれしかったこと。

GW前半戦初日、”材木町の家”のご家族からお食事会をお誘いいただきました。

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 とにかく感心の一言。

「こんなにも設計テーマを施主自身が読み込み昇華することができるんだ。」と・・・IMG_0228.jpg

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設備や仕上げ材が沢山載っているカタログ選びの家づくりに目を外らされ目的に焦点が合わずにいたあの頃 のおふたりのお話に懐かしさを感じています。

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当初からライフスタイルに伸びしろのあるお二人。

「デザインには家族の暮らしも変えるパワーがあるんですよ。」っと。

また、一歩前に踏み出せそうです。

~材木町の家~http://www.aizu-yamayoshi.com/works/gallery/20120820/index.php

2012.11.16
材木町の家

お気持ち。

残っていました植栽工事、無事に決まりましたね。アオダモやヤマボウシなどの落葉樹でデザインとなりました材木町の家。ハイグレードのものがたくさんありました。ありがとうございます。また、色々と無理を言ってすみませんでした。
大きな木製サッシュから眺める今年の雪景色はたぶん言葉にならないはず・・・。今年の冬は”家族だんらん”を存分にお楽しみください。

おいしい昼食をご用意してくださったご夫婦さんのお気持ちありがたいです。

2012.09.06
材木町の家

ご参加いただきありがとうございました。

先日行われた完成見学会にご参加のみなさま、
充実したお時間頂戴し誠にありがとうございました。
両日共に具体的なご希望をお持ちの方が多いように感じました。
ご相談やご質問内容としましていくつかあげてみると
○壁や木材の材質及びそれらの効果
○断熱材の採用理由またその効果
○木製サッシュやその他の開口部を構成する素材及び性能値
○山義オリジナル流し台や風呂と既製品流し台やユニットバスの価格及び機能性等の比較
○天井高や階高に採用した寸法の意図及びその効果
○屋外カフェテラスの使用方法
などでした。住宅空間構成やゾーニングなど間取りに関することまた、隣地や方位に関する周辺環境についてご質問等は少なくかんじました。特に周辺環境は唯一無二ですからご質問して頂ければ息継ぎも忘れて語り続けたことでしょう。私が伝えたいこと、お客さんが知りたいことの同調を取ることは意外と難しいもですね。以上のご質問ご相談に関しましてはこれから風義ブログの方で語りたいとおもいます。

ご参加いただきましたみなさま、これからもごひいきによろしくお願いいたします。

2012.08.30
材木町の家

豆腐や湯葉は私の好物のひとつです。

豆腐や湯葉は私の好物のひとつ。

おおきな湯葉のようなこちらの白い布は1200年の歴史を持つ越後・小千谷縮のれん。
特注品の小千谷縮は重要無形文化財の逸品です。
強撚糸を織り込み、手揉み、湯揉みのシボ出しは越後職人の技によるもの。
その地で手で紡ぎ、手織りされた本麻は選び抜かれた最高の逸品。

こんな素晴らしい素材を湯葉のようだなんていったら
越後職人さんに怒られちゃいそうですが、
山義の家で暮らすご家族にご提案している素材のひとつです。
山義では食品庫や玄関収納など収納関係を必ず設計に盛り込みますが、
その際に収納庫の出入りにドアや引戸などの建具があると
いちいち開けたり閉めたり面倒くさいし荷の出し入れ時両手がふさがり尚更やりづらい。
そこでのれん登場となります。
上品な質感の”のれん”が下がれば雑多になった収納庫の様子は想像できません。
また、季節や室内のインテリアのカラーに合わるのもおつなものです。

今回材木町の家のカラーは白色で室内を基調しました。
ご家族もきっと喜んでくれることでしょう。

2012.08.22
材木町の家

ご報告。

本日、”お知らせNEWS”の項目にて
材木町の家(会津若松市)の完成見学会のご案内をUPいたしました。

会場への移動手段としましてマイカーでお越し方々大半かとおもいます。
お越し頂く際、当敷地内にて駐車スペースの台数確保が難しいので、
ご面倒でもお電話やEメールにて日時等のご連絡いただければ
当日スムーズにご案内が可能かとおもいます。
ぜひぜひ、よろしくお願いいたします。

さてさて、待ちに待った撮影会、無事に終えることができました。
当日はこの夏一番の暑さでしたね。
初ダイエットをしている私にはとてもこたえるこの暑さ。フラフラっす。
ここで簡単ではございますが、3つご案内いたします。
まずは、もうおなじみにの木製玄関ドア。標準仕様でございまする。

初々しいその肌も月日をえればどっしりと重厚感のある表情になることでしょう。
既製では得ることのできない満足感を与えてくれることでしょう。
続いてはこじんまりとした和室。

北側の天空光を好む私の設計は北向き採光の採用が多いかとおもいます。
天空光とは空気中のチリや水蒸気などで散乱反射した光線でとてもまろやかな光です。
心落ち着かせたい禅の空間を演出してくれます。
奥に見えるのは昨年東日本大震災にてく解体工事を行なった際に手に入った土蔵の基礎石。
何だか見えないオーラを感じるは私だけでしょうか。
みずみずしい苔などむせばさらに風情が出ることでしょうね。
最後はやはり贅沢テラス。

誰もが惚れ惚れする軒出は2メーター超。
大型木製サッシュの2連窓は度肝を抜かれます。
肘掛窓側では
おでん屋さんや焼き鳥屋さんそしてカフェごっこなど
天候にかかわらず何でもできちゃいますね。
写真も見るだけでもうっとりです。
引渡し予定が大幅遅れご迷惑をお掛け致しましたが、
良い住まいをご提供出来そうです。
納得できる仕事ができたことを感謝いたします。

2012.08.09
材木町の家

木の家に恋したご夫婦は木陰に憩い、家族愛を想う素敵な5人家族。

しばらくブログの更新を怠っていたら、こんなに出来上がってしまいました”材木町の家”、
外構や植栽も住宅と同時に設計デザインしたこのお宅の最終段階は落葉が終わる晩秋の頃。
本日、完了検査を現地にて受ければまず一段落。
大変長らくお待たせいたしました完成見学会はお客さんのご好意により
9月1日(土)9月2日(日)の両日行います。
贅沢なつくりを是非ご覧くださいませ。

「木の家に恋したご夫婦は木陰に憩い、家族愛を想う素敵な5人家族。」

2012.04.09
材木町の家

感心して聞いていました。



材木町の家、上棟式滞りなく行われました。
若いご夫婦ですが、しっかりとした思想をお持ちのお二人。



「間取りプランや住宅設備に惑わされて何が良い家なのかわからなくなっていた
その当時に山義さんと出会い”どうやって暮らしたいの”と言われ、
そこから家族が思い描く住まいや暮らしが見えてきました。」
ご主人の挨拶内容の一部、へぇ〜と感心しながら聞き入っていました。


我が家族ももち拾いに参戦、大漁収穫のご様子。

専務もたまにはイイこと言うよね。

2012.03.14
材木町の家

ダイニングキッチン。

先日、”材木町の家”のご主人を連れ出し会津若松市主催のお料理教室に参加しました。


講師はイタリアンの重鎮、会津若松市七日町のパパカルト矢口シェフ。
想いを熱く語る彼のイタリアンは一味抜け出ていますね。


当日の献立はカルボナーラ、ミネストローネ、そしてフランべしたりんごのデザート。

女性に日頃の感謝をこめてと題した料理教室の参加者はすべて男性。
はじめ不気味でしたが、3人ひと組みで行う3時間はとても充実しました。


”材木町の家”のご夫婦とは
プランの打合せ時からいつも脱線して酒の肴話しで盛り上がってました。
その脱線話からプランのヒントをいただき形にしてみました。


それは、家族の命を育むダイニングキッチン。

そこで調理されたお料理は家族の血肉になります。
日々の食事はもちろん、離乳食やお菓子づくり気候よければ
南側のガーデンテラスでバーベキューパーティー、
虫の音美しい秋夜はホットワイン片手に夫婦で語り合い・・・。


しつけや無理じいせずに子供と台所にたってみるんもいいもんですよ。
好き嫌いの多い子供さんも自分でつくるものは不思議と興味をもちよく食べますしね。
一緒にたのしみがら栄養補給ができ一石二鳥です。

また、日中幼稚園や学校で過ごす彼らとの接点は
お仕事をしているとなかなかコミニケーションがとれませんよね。
かといって帰宅後は夕飯の準備もありますし、夕飯後はすぐに就寝の時間。
それならば、お料理を一緒にやっちゃおうよと・・・。
家族みんなが参加できる台所ではお料理だけでなく想い出もつくりだします。

完成をおたのしみにどうぞ!!

2012.02.09
材木町の家

ある日の下小屋。


”材木町の家”の手板図です。
息子や娘の絵画のようでもありますが、大工用の設計図でございます。

修行した工務店によっては1枚であったり2枚であったり。
私たち建築士が作製する図面のような万国共通のものではなく
職人さんが個人的にアレンジを加えたもので、
棟梁や親方のカラーが色濃くにじみます。
「ここの親方はこんな納めをするんだな。」
「ここの棟梁はこんな工夫をするんだな。」


建築基準法などによって一定のルールはあるものの、
棟梁によって色々な木組みを見れた大工のあの頃は
振り返ると大切な時間でありました。

ん・・・ドコモダケ。

2012.01.24
材木町の家

現場報告。

今年の会津は天気の良い日が続いております。
”材木町の家”では、ベースコンクリートを収めました。
基礎工事の自社仕様をご案内する場合、鉄筋の太さやコンクリートの厚みなど
を紹介するのが一般的でありますが、今回ご注目頂きたい部材は”土間防湿シート”です。

このシートは床下の湿気を軽減する目的で敷いております。
つなぎ目を減らすためにシート巾3.0mのを採用。(一般的には2.0m。)
かなりの厚みものあり太めの職人さんが登ってもへっちゃら。
また、屋外で仕様するので紫外線による劣化を防ぐ添加剤も配合。
巾も重さもあり現場からは悲鳴が出ますが、それでも山義は好んで用いております。
「たかがシート、されどシート。」名言です。

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