カテゴリー:静御前の家
- 2012.11.08
- 静御前の家
植栽工事。
植栽工事完了で最終仕上げになります静御前の家。今回は大きく3つの開口部を押さえることで私の考える”豊かさ”を手に入れることができそうです。
まずは天空光が安定している北側にゾーニングした和室からの写り。ダイニングベンチからの眺めと隣地の視線を遮るために配置した”アオキ”の枝は緑色で太く葉は濃緑色で質が厚く表面につやがあります。青々した美しさと隣地からの目隠しを期待してみました。
続いては白い花がかわいらしい一青窈さんのシングルでお馴染みの”ハナミズキ”は和室での床座や台所からの眺めと隣地からの視線を遮る配置計画としました。この花は上からの眺めがすばらしく2階多目的室からの写りも今後楽しみです。
最後はシャラの木、ナツツバキです。計画変更をしてまで大きくしたダイニングスペースのFIX窓に写る景色を色鮮やかにしてくれる頼もしいやつです。ご家族の暮らしに影響を与えること間違えなしです。
たった3本の樹木が暮らしに彩りを与えてくれる住まい、ぜひぜひご体感頂ければと思います。11月17日(土)18日(日)完成見学会を行います。お時間よろしければいかがでしょうか。
お申し込みは・・・http://aizu-yamayoshi.com/news/2012/11/post_55.html
- 2012.09.11
- 静御前の家
オリジナル木製フェンス。
本日は夕方から郡山・静御前の家にて外構工事の打ち合わせ。
ここの分譲はひとつひとつの宅地が大きめ。そのため、隣棟間隔(建物と建物の間隔)が十分確保されプライバシーを担保できる空間設計となりました。ご存知かと思いますが、会津若松市の分譲宅地はもうワンサイズ小さい宅地分譲が支流となっています。本当であれば冬季間の雪対策や夏期の高温多湿対策を考慮いたしますとこのくらい欲しいもです。
分譲住宅街のため隣地境界線上に仕切りを設ける事になっておりました。ブロックを積んだりフェンスをこしらえたりと色々な方法がありますが、私の場合、プラン作成当初からこれらの設置位置を感じながら設計しています。今回もそうですが、屋外と屋内を気持ちよくつなぐためウットデッキや濡れ縁台をデザインいたしますが、そこでの”こと”がお隣近所に丸見えではいかがなものかと。かと言ってまるっきり見えないようなものでデザインいたしますと防犯上に問題や圧迫感を与えてしまいますね。
また近年では省エネを意識してサッシュなどの開口部からの通風をデザインしますが、これも同じく思いっきり開放したいもののお隣さんや通行者の視線を感じていては家衣でリラックスできません。 家づくりでは間取りや設備材料に気持ちを奪われますが余裕があれば敷地全体でもっと言えば両隣も考慮してゾーニングやプランニングすると心地よい住空間をデザインできるのではないでしょうか。
こちらでは南北の大型開口部と木製フェンスを心地よく暮らせるように設計しました。
宜しければご自身の五感でお確かめ頂ければ幸いです。
郡山・静御前の家、10月末竣工。(予定です、少し弱気。)
- 2012.08.24
- 静御前の家
やっぱり、涼しいね。
- 2012.08.20
- 静御前の家
信頼できるものを。
- 2012.08.07
- 静御前の家
パッシブデザイン。
パッシブデザインのフレーズをはじめて耳にするかたもいると思いますが、
省エネ住宅には欠かせない設計の考え方です。
パッシブデザインというのは、太陽や風の性質をよく知り
それらをうまく採り入れたり遮ったりするデザインを住宅に組み込むことで
あたたかさやすずしさを生み出すものです。
「深い軒」「縁側」「土間」なども日本の伝統的なパッシブデザインの形です。
省エネ住宅を考える場合、
太陽光発電やオール電化住宅などの設備機器や住宅工法についつい目が向きますが、
基本的な事を押さえればそんなに難しいものではありません。
山義の設計で基本となる4つは
●断熱と気密
●日射取得
●日射遮へい
●風通し
そのひとつである断熱材。こちらの写真は、郡山静御膳の家。
パンパンに膨らんだ壁面や天井面、この中に断熱材が入っています。
寒い冬をあたたかく住むにはとにかく断熱。
外気に触れる壁や屋根、床そして窓の4つを熱が伝わりにくいものを
採用することにより少ない熱エネルギーで室温が上がりまた室温を維持できます。
「中断熱中気密であたたかい」と売り込む住宅会社もあるようですが、
それは明らかにより多くの熱エネルギーを使用しているに違いありません。
誤ったイメージの植え付けのようです。
快適な冬期間のためたっぷり断熱材をつかいます。
山義の設計する断熱仕様は北海道レベルの住宅(Ⅰ地域)をお手本にしています。
- 2012.05.21
- 静御前の家
万福。
- 2012.04.07
- 静御前の家
第1コーナー通過!!
- 2012.02.26
- 静御前の家
ありがとございました。
本日のベストショット。
山義の工場にて刻み(木材加工)体験を行いました。
刻みを行なっている部材は土台、在来軸組工法の中で最も大切な部位。
現在他社さまの着工している福島県内の住宅は
桧や米ツガ薬剤注入材を土台に使用する現場が多いようです。
山義では栗の土台を標準装備。
この材は非常に硬く腐りづらいため
住宅の土台や鉄道枕木など使用環境の過酷な部位に用いられていました。
しかし、材が曲がったりねじれたりと暴れん坊のため、しつけが重要になります。
経験が豊富な職人の業であれば活きてくると思いますが
プレカット加工や経験の浅い大工では手に余る代物です。
「オーバースペックでしょ。」と案ずる同業者方々もいらっしゃる事かと思いますが、
給湯器や換気扇などの設備機器のように簡単に更新できる部位ではございません。
後々更新に難義する部位はこの位のプレミアムスペックが宜しいのではないでしょうか。
- 2012.02.10
- 静御前の家
整理整頓。
- 2012.02.06
- 静御前の家